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国内で叶える最上のラグジュアリーステイ vol.19 ryugon(魚沼/新潟)

H/Ash 2022.07.04

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皆さま、こんにちは。ラグジュアリーライフアドバイザー兼ライターのH/Ashです。

エグゼクティブな皆様にぜひ訪れてほしい、国内の高級ホテルをご紹介してゆく「国内で叶える最上のラグジュアリーステイ」。

その第19弾として、今回は登録有形文化財にも登録された江戸時代の建物を活かしつつ、モダンで開放的な空間へ生まれ変わった老舗高級温泉旅館「ryugon」をご紹介いたします。



新潟という国内有数の豪雪地帯の中でも、最高峰の米どころである南魚沼は、かつての上杉謙信の所領としても有名です。今回ご紹介する「ryugon」が建つのも、謙信の義兄 長尾政景ゆかりの寺「龍言寺」の跡地。その前身である温泉旅館「龍言」は、江戸時代の豪農の館を移築し、歴史的価値も高く、皇族の高松宮殿下をはじめ、多くの著名人や文人たちから愛され、最近では将棋の竜王戦が開催されるなど、新潟を代表する老舗旅館として、長らくこの地のランドマークでした。



その龍言は2019年夏、「ryugon」として大胆にリニューアル。龍言時代の建築を活かした、センスの光るモダンなデザインだけでなく、宿の形態自体もランドスケープや建築、食、アート、アクティビティ、イベント等を組み込んだ、雪国の恵みを体感するエコツーリズムへと変貌。意識の高い世界標準の宿として、国内外のエグゼグティブの注目を集めています。



ゲストルームは、「龍言」時代を引き継いだ格式あるクラシックタイプと、和のランドスケープの中でモダンに過ごすヴィラタイプからチョイス。

クラシックタイプでのオススメは、何と言ってもクラシックスイートインペリアル。その名の通り、スキーの度に高松宮殿下が投宿した部屋であり、最も格式高いしつらえです。

ヴィラタイプのオススメは、広大な庭園が眼前に広がるヴィラスイートプレミアムですが、2022年9月には、離れとして独立したヴィラスイートテラスがオープン。四季折々の自然に抱かれる、究極の和モダンの作りは、世界を知り尽くした日本のエグゼクティブにこそ泊まっていただきたいお部屋です。



メインダイニングでは、雪室で保存された野菜等、雪国の暮らしに欠かせない食材を中心にした雪国ガストロノミーをご用意。また、旧龍言の炭火焼・立焼の伝統を受け継いだ、レストラン中央部の囲炉裏では、職人が地魚や肉をじっくり焼き上げてくれます。もちろん、米は精米したばかりの地元魚沼産コシヒカリ。地酒やワインも豊富に取り揃えています。



その他、雪国ガストロノミーの試みとして、ryugonではローカルフードデリバリーサービスや土間クッキングクラスも提供。地元のお店からお寿司やイタリアン等をお取り寄せしたり(ryugonオリジナルケータリング料理)、ランチとして、地元のお母さんから雪国の郷土料理を教わって食べたりと、宿にいながら地元の味を存分に体験する事が可能です。



ガストロノミー以外にも、ryugonでは様々な滞在プログラムをご用意。座禅・ヨガスペースの他、地元の三味線・民謡の生演奏、日本酒のテイスティング講座等の文化体験は、滞在を一層実り豊かにしてくれる事、請け合いです。

また、アクティビティとして、田んぼの中を気ままにサイクリングする「田んぼポタリング」や、ツアーガイドと共に山林へと分け入る「山菜採り&クッキング」、最寄りの町=六日町をガイドと共に巡り、かまぼこ倉庫や縦型信号機等、雪国ならではの工夫を凝らした景色を見たり、地元の人たち交流する「まちぶら散歩」等、ただ滞在するだけでなく、豪雪地帯の風土を五感で体感する、様々なプログラムがゲストを迎えてくれます。



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いかがでしたでしょうか。

本文ではご紹介しきれませんでしたが、元温泉旅館として、ryugonでは木造平屋土蔵造りの風情ある大浴場も完備。滞在中は疲労回復に効果があるとされている六日町のナトリウム塩化物温泉も存分に堪能する事が出来ます。

温泉旅館として、徹底的におこもりに徹するも良し。あるいは雪国の風土を心ゆくまで味わう、エコツーリズム体験をするも良し。ゲストの好みや嗜好に自在に対応する、ライフスタイル型の新たな宿。それがryugonです。

ryugon
https://ryugon.co.jp/
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