VIPを楽しむラグジュアリーステイvol.21 チャブレ ユカタン(メリダ/メキシコ)
H/Ash 2022.02.21
ラグジュアリーライフアドバイザー兼ライターのH/Ashが、VIPならではの滞在を可能にする、厳選した海外高級ホテルを紹介してゆく「VIPを楽しむラグジュアリーステイ」。
第21弾となる今回は、メキシコのユカタン半島の北部にある、メリダ近郊に開業以降、世界の名だたる旅行誌のアワードを続々と受賞し続ける、ラグジュアリートラベラー必見のリゾートホテル「チャブレ ユカタン」をご紹介いたします。
メキシコのユカタン半島は、有名リゾートのカンクンをはじめ、プラヤデルカルメンやコスメル、トゥルム等、世界中からセレブリティが集まる人気のカリビアンリゾートです。
そんなユカタン半島にて、すでに探索し尽くされているカリブ海エリアではなく、マヤ文明の遺跡や泉が眠る、未踏のマヤフォレストに滞在出来る希少なリゾートとして、開業以来注目されているのが、今回ご紹介する「チャブレ ユカタン」です。
チャブレがある場所は、首都メリダから約26kmの緑豊かなジャングルの中。6,500万年前に小惑星のかけらが墜落した痕跡の下には、聖なる水をたたえた、サンイグナシオセノーテが広がっています。
ちなみにセノーテとは、古代マヤの言葉で聖なる泉のこと。世界一の透明度を誇るグランセノーテを筆頭に、ユカタン半島に数多く存在するセノーテはどれも目が覚めるほど青く透き通っている、マヤ時代には聖地と崇められていたもの。そんな清らかな水が湧き出でるセノーテを敷地に含め、19世紀に作られたスペイン貴族の荘園をリノベーションしたのが、「チャブレ ユカタン」です。
部屋はカシータとヴィラの2タイプ。どのタイプもこの地に生い茂るジャングルの植生を生かし、モダンなデザインの随所に古代の石やスペイン植民時代の家具を配して、マヤフォレストに溶け込む、ラグジュアリーなしつらえとなっております。
全室プライベートプールやオープンスペースバスルームを備え、現代的な快適さを完備しつつ、どの場所にいてもジャングルの一部にいる様な気分にさせてくれます。特におすすめの部屋はヴィラプレジデンシャルとヴィラロイヤル。ホットタブ付きの3つの部屋や、屋内と屋外のリビングルーム、ダイニングルーム、ハンモック付きの豪華な庭園と、とびきりの贅沢なスペースを備え、さらにプライベート執事サービスもついておりますので、滞在中、きめ細やかなホスピタリティが望めます。
チャブレを訪れたら絶対に体験してほしいのが、セノーテを取り込んだスパエクスペリエンス。あふれんばかりのマヤの植物と、清らかな泉の湧き水の真ん中で過ごすスパは、宇宙と繋がるマヤ文明の叡智が現代のトリートメントと融合した、ここでしか経験出来ない精神と身体の究極のウェルネスです。
用意されているウエルネスは3種類。各ゲストの気持ちやライフステージに応じ、セノーテでチャクラを開く「タイムレス」と、木と水の合間で安定を目指す「浄化」、セノーテとミニマム建築の中を巡る「進化」のいずれかを提案してもらえます。また、マヤのヒーラーの系譜を受け継ぐセラピストが、古のレシピに基づき、各人に応じたスパイスとハーブを調合したトリートメントを施術してくれるので、美だけでなく、心身のエネルギーが再生してゆく、唯一無二のスパ体験となる事請け合いです。
チャブレでは食事もまた、マヤの深い精神性を感じられる経験として提供されます。メインレストランIxi’imでは、ベルサイユ賞の世界建築およびデザイン賞を受賞した、遺跡に金属・浮遊ガラスを組み合わせたデザインの空間でサーブされます。もちろん肝心の食事も、世界のベストレストランランク24位:ラテンアメリカ9位を誇るホルヘ・ヴァレホが完全監修した、究極のコンテンポラリーメキシコ料理です。
また、食材の多くはチャブレの敷地内に作られた、伝統マヤ庭園から収穫された新鮮なハーブや果物、野菜を使用。自然や宇宙と一体になるというマヤ哲学に基づいた、健康的で持続可能なスタイルが心身をエグゼクティブに整えて行きます。
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いかがでしたでしょうか?
「Travel and Leisure」トップ5インターナショナルスパ2020や、セブンスターズアワード、エリートトラベル等、世界中のラグジュアリーアワードを次々と受賞し続ける「チャブレ ユカタン」は、北米だけでなく、世界中のエグゼクティブから支持を受ける、今最も注目を浴びるホテルの一つです。
チャブレ ユカタン
https://chablehotels.com/yucatan/