ラグジュアリーライフアドバイザー兼ライターのH/Ashが、VIPならではの滞在を可能にする、厳選した海外高級ホテルを紹介してゆく「VIPを楽しむラグジュアリーステイ」。

第18弾となる今回は、アメリカの著名な旅行雑誌「Conde Nast Traveler2016」で世界のベストリゾート第1位に選ばれた、タヒチのオールインクルーシブリゾートホテル「ザ・ブランド」をご紹介いたします。



南太平洋諸島にあるタヒチは、フランス領ポリネシアで最大の島です。上から見ると8の字型をしているタヒチ島は、タヒチヌイ（大きい西側の部分）とタヒチイティ（半島の東側）に分かれ、18世紀に探検家のキャプテン・クックが訪れたことで知られる他、タヒチに魅せられたフランス人画家ポール・ゴーギャンが後世のほとんどの時間を過ごし、多くの作品を残した事でも有名な、古今東西で非常に人気なリゾート地です。



今回ご紹介する「ザ・ブランド」は、そんなポリネシア・タヒチの約50キロ北にある、テティアロア環礁に浮かぶ、究極のプライベート・アイランド・リゾートです。テティアロア島は十余りの小島から成り、絶景のラグーンに浮かぶその姿の美しさはもちろん、不思議な再生力で昔から知られていました。そのヒーリングパワーは、かつてタヒチの王族が夏の避暑地とし、後には俳優のマーロン・ブランドが自身のサンクチュアリとして大事に所有した程。



「ザ・ブランド」の位置するテティアロア島は完全なプライベートアイランドの為、アクセスはリゾート専用機のみ。タヒチのファア国際空港のプライベート・ターミナルから、ホテル専用の機体にて約20分で到着いたします。



到着後、スタッフの運転する電動カートで案内されるプライベート・ヴィラは全部で35棟。全てのヴィラは壁一面の窓や専用デッキ、プランジプールを備え、屋外と屋内の一体感が楽しめる贅沢な間取り。屋根付きのポーチから玄関までのボードウォークや、タヒチアン文化にインスパイアされた広々としたウッドリビング、ウォークイン・クローゼット付きの寝室はキングサイズベッドを備える他、映像や音楽を楽しめるメディア・ルームまであり、まるで邸宅のよう。もちろん、ワイドウィンドーからは、テティアロア島の神秘のラグーンが一望出来ます。



また、各ヴィラからホワイトサンドビーチへは専用の通り道が設けられている為、部屋から海までのすべてがプライベートエリアとして、自宅のようにくつろいで過ごす事が出来ます。



「ザ・ブランド」では、敷地内での飲食やスパ、アクテビティー等の料金はすべて宿泊料金に含まれる、オールインクルーシブ制（一部別料金あり）です。ですので食事もお酒も、いつでも好きなものを好きな時に好きなだけ、自由に楽しむ事が出来ます。

しかもダイニングはどれも一流。パリのミシュラン２つ星レストラン・グランヴェフールのシェフ：ギー・マルタン氏が監修する「レ・ミュティネ」や、日本人シェフ：ナカムラカイト氏が腕を振るう「波　鉄板焼」等、プライベートアイランドでありつつ、食の楽しみはどの陸地にも負けません。特に「レ・ミュティネ」の美食はぜひご体験を。海をイメージした水路に囲まれ、まるでラグーンに浮かんでいるかのような錯覚を覚えるしつらえの中、パリの２つ星レストランと全く同質のハイクオリティーなお食事が楽しめます。



もちろんスパもぜひ体験を。天然ラグーンに面して立つスパ「バルア・テ・オア」は、ミキミキの木の枝で組まれた鳥の巣のようなフォルムをしており、モダンでありながら島の景色に溶け込むそのデザインは、ナチュラルでありながら未来的でもあります。何より、この島はもともとタヒチの王族が憩い、癒しの時間を過ごした聖域。そこで受ける、モノイオイルを使ったタウルミトリートメントは心身共に深い癒しを届けてくれる他、ラグーンに面してタイマッサージパビリオンやヨガスペース、ティーラウンジなどが併設されて、スパの前後にもゆっくり出来る、特別なヒーリングサンクチュアリとなっております。



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いかがでしたでしょうか？

キャサリン妃の妹ピッパ・ミドルトン等、世界中のセレブリティがこぞって人生最高のハネムーンの宿泊地として「ザ・ブランド」を選ぶのは、このホテルがただの豪華なリゾートホテルではないから。

「ザ・ブランド」は宿泊施設と共に、海洋深層水を使った発電所やゴミをたい肥にする施設、ソーラー施設やオーガニックファームを併設し、徹底した再生可能エネルギーの活用を行なっており、そのサステナブルでエシカルな思想は、米国の環境評議会にてLEED認証最高位のプラチナを獲得する等、世界のオピニンリーダー達から熱烈な賛同を得ています。

ザ・ブランド
https://thebrando.com/