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自宅にホームシアターを作るには?

niitsu 2021.02.24

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新型コロナウイルの影響で、外出できない日々が続いています。映画好きの読者の方々は、映画館に行くことができずにストレスを感じているのではないでしょうか?

そんな方におすすめなのが、「ホームシアター」です。ホームシアターは、自宅で映画館のような大画面映像や迫力あるサウンドを楽しめるのが魅力。コロナ禍でおうち時間が増えたことにより、自宅にホームシアターを作る人も多くなっています。

そこで今回は、自宅にホームシアターを作る方法を簡単に紹介します。ホームシアターに興味のある方や、映画好きの方はぜひ参考にしてくださいね。

ホームシアターのメリットとは?




自宅にホームシアターを作る最大のメリットは、大画面で迫力ある映像を観られることです。また、映画館さながらのリアルなサウンドを味わえるのも醍醐味といえるでしょう。ホームシアターがあれば、過去の名作も、VOD配信が開始されたばかりの最新作も、大画面を利用して自分の好きなタイミングで楽しむことができます。

また、周囲を気にする必要がないのも魅力です。映画館では前後左右の人を意識してしまいますが、ホームシアターならその必要がありません。好きなだけ足を伸ばして、リラックスした状態で映画に没頭できます。お菓子を食べるときも、ジュースを飲むときも、他人に迷惑をかける心配はありません。

さらに、ホームシアターを作れば映画以外の楽しみも広がります。スポーツ観戦や音楽ライブ鑑賞も、ホームシアターなら現地にいるような臨場感を味わうことができます。また、大画面を使ってテレビゲームを楽しむのもよいでしょう。もちろん、テレビ番組を観るだけでも十分楽しめます。さまざまな楽しみ方ができるので、自宅で過ごす時間を一層充実したものにできるはずです

ホームシアターに必要なもの




・プロジェクター or テレビ
自宅でホームシアターを楽しむためには、映像を映すプロジェクターかテレビが必要です。以前はプロジェクターとスクリーンの組み合わせが一般的でしたが、近年はテレビの利用も増えています。理由は、テレビが著しく高画質化したからです。

プロジェクターは白い壁さえあれば映像を映せるので、スクリーンを使わなくても楽しめるのがメリットです。一方、テレビは画質がよくて明るい部屋でも見られるのが魅力です。

・5.1ch以上のサラウンドシステム
映画館のような大迫力サウンドにこだわる方は、5.1ch以上のサラウンドシステムを用意しましょう。5.1chサラウンドシステムは、ホームシアターの基本形ともいわれています。

5.1chサラウンドシステムでは、観ている人を音で取り囲むよう前後左右に6つのスピーカーを配置します。これにより、360度全方位から音に包まれているような感覚を味わうことが可能です。もし複数スピーカーの設置が難しい場合には、1台のスピーカーで5.1chサラウンドシステムを作り出すサウンドバーをチェックしましょう。

また、スピーカーを選ぶときは「どのような音を聴きたいか」を考えることが重要です。基本形となる5.1chサラウンドシステムを採用するのか、さらに高音質を求めて7.1chを導入するのか、よく検討するようにしてください。自分好みの音質や設置スペースに応じて、最適なスピーカーをチョイスしましょう。

ホームシアターを設置場所は事前にイメージしておこう




ホームシアターを家のどこに設置するかというのは、ホームシアターを作る上で最も重要なポイントです。システムの規模や配線などを考慮しながら、設置場所を決めなければなりません。まずは、テレビにするかプロジェクターにするかを決め、ホームシアターの形式(スピーカーの種類)を決定しましょう。

つぎに、リビングに設置するのか、自室に設置するのか、あるいはホームシアター専用ルームを新しく作るのかを検討します。それによって配線や工事の方法が大きく異なるので、ホームシアターを作る前に完成形をイメージしておくとよいでしょう。

ホームシアターの設置費用はどれくらい?




ホームシアターには、プロジェクター、スクリーン、テレビ、スピーカーなどの機材費が必要です。
プロジェクターやテレビ、スピーカーのグレードが高くなればなるほど、機材費もどんどん大きくなっていきます。
もし4Kプロジェクター、4K対応電動スクリーン、7.1ch以上のスピーカーなど贅沢なホームシアター設備を揃える場合は、500万円以上の費用が必要となります。さらに、部屋を防音仕様にするのであれば、1,000万円ほどかかる可能性もあるでしょう。
また、機材の設置費や配線工事費も必ず発生します。さらに、設置後の機材の設定などを行う設定費も必要なことは覚えておいてください。

周囲への騒音には気をつけて楽しみましょう




なお、大音量でホームシアターを楽しむときは、近隣への騒音に注意しましょう。防音が施されていない部屋で大迫力サウンドを流してしまうと、周辺住民からのクレームにつながりかねません。
可能であれば、ホームシアターの設置に合わせて部屋を防音仕様にしたほうがよいでしょう。もし防音仕様にできないのであれば、防音シートを壁に貼るなどの対策を行ってください。
周囲への配慮や対策をしっかり行った上で、迫力ある大画面映像と臨場感のある大音量サウンドを楽しんでくださいね。

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