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コロナ禍に投資すべきたった一つのもの

ROSSO 2020.11.26

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新型コロナウイルスの感染拡大を機に、これまでの仕事の在り方を見直し、副業を始めたり、投資を始めたりといった声をよく耳にするようになった。金融機関の担当者からも証券口座の口座開設や投資セミナーに参加する人数が増えたと言う話を聞く場面が増えた。



今までの当たり前を見直し、新たなことにチャレンジすることは大いに賛成だが、一過性の危機に対応するためだけに投資を始めることは少々不安な気もしている。



そこで、投資歴10年の私が考える「コロナ禍で投資すべきもの」についてお伝えしたい。前もってお伝えしておくと、この記事の中で「株に投資せよ」や「不動産購入が無難」などといった趣旨では記述は行わないため、安心して欲しい。



私がコロナ禍で投資すべきものと考えるのはただ一つ、「経験」である。経験と幅広く書いてしまったが、このワードは人によって解釈が異なる。人によっては経験を旅行やイベントなどと解釈する人もいるだろうし、転職や資格取得と捉える人もいることだろう。



ちなみに、私にとっての経験とは、趣味や勉強である。どういった解釈にせよ、コロナ禍では自身の経験値を高めることを重視して行動することが今後に影響すると考えている。



では、コロナ禍においてなぜ経験値が必要なのか?それは、アフターコロナ時代に突入することで、個々人の経験値の差が仕事の有無やその後のライフスタイルに如実に現れるからである。

例えば、YouTubeやInstagramなどのSNSを例に挙げたい。これらの世界で活躍している人の多くは、自身の得意なことや自慢できることを武器にフォロワー数を増やしている。

しかも、その武器と言われる要素は決して特別なことではなく、これまでの積み重ねで習得したことであったり、その人にとっては当たり前のことや簡単にできることだったり、多岐にわたる。ただ一点言えることがあるとすれば、これまでにしてきたことの経験値が今に表れているのだ。



「平日は何も考えずに仕事に行くだけ」「休日は何もせずに家にいるだけ」では経験値を得ることはできないし、次世代の仕事にも役立てることはできない。そのため、コロナ禍であっても経験値を高めるために、さまざまなことにチャレンジしたり、将来を見据えてコロナウイルスが終息したらやりたいことリストを作成しておいたりすることも良いだろう。



ただ、これからはいかに主体的に「何かに取り組んだか」「熱中して打ち込んできたか」がものを言う時代になることは間違いない。従属的に働いていたり、企業・組織にいたりするだけでは、AIなどに代替されてしまう。

将来的にそうならないためにも、コロナ禍の今からでも「経験値」を高めるために、何か行動を起こしてもらいたいと思っている。そうすることで、いつかそれが仕事につながったり、人生の満足度を高める要因につながったりすると思っている。

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