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コロナ時期の世界各国の政策vol.1 ロシア編

M. Christophe 2020.11.09

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テレビ演説で、新型コロナウイルス危機に対するロシア政府の対応によって数万人の命が救われたとした上で、経済的な影響を緩和する支援策を延長すると述べられました。


[モスクワ 2020年 6月23日 ロイター]
ロシアのプーチン大統領は6月23日、富裕層に対する所得税を引き上げ、子どものいる世帯に対して新たな補助金を支給すると発表した。
数日後には自身の続投を2036年まで可能にする条項を含む憲法改正法案の是非を問う全国投票が行われる。


年収が500万ルーブル(7万2833ドル)を上回る富裕層の所得税率を約20年前に導入した13%から15%に引き上げて、 追加税収分は病気の子どもたちへの支援に充当するという方針を打ち出しています。ロシアでは病気の子供達が多く、そこを富裕層の所得税を高くして、病気の子供たちの治療支援や食料支援をしていく考えとのこと。

ここはなかなか、日本が学ぶべき部分もあるかもしれませんね。

ロシア大統領のプーチンは国民からは大人気の大統領ですね。このような政策の内容も後押ししているのかもしれません。

私自身、学生の時に国際政治経済学を英国で学びましたが、コロナ時期の政策には各国みな独自のものがありますね。
ロシア風水餃子をレシピを見ながら作ったりして、コロナの時期に生まれた政策をいろいろと考えています。 国会図書館で資料や新聞でさまざま状況を勉強したりしながらプログにまとめてみました。


【ロシアの基本情報】
・面積
約1,710万平方キロメートル(日本の45倍,米国の2倍近く)
(参考:ソ連:約2,240万平方キロメートル 日本の60倍)
(出典:ロシア国家統計庁)

・人口
1億4,680万人(2017年1月)(参考:ソ連:2億8,862万4千人/1990年1月1日)
(出典:ロシア国家統計庁)

・首都
モスクワ ロシア語を話す

・宗教
ロシア正教,イスラム教,仏教,ユダヤ教等。


来年2021年1月から実施される富裕層への増税は、数年にわたる所得減少に苦しむ有権者の支持を得られる可能性が高い。
プーチン大統領は、住宅ローンを抱える世帯を支援するプログラムも拡大すると明言しました。
7月には16才以下の子どもを持つ世帯に対し、子ども1人当たり1万ルーブルを一度限り支給するとしたり、また情報通信(IT)企業の利益に対する税率を20%から3%に引き下げることも提案をしていました。


日本では、”ふるさと納税”がはじまってから久しいです。
自分で税金が使われる方法を選んで、誰かの命が助かるような、また、新しい命を育むような暖かいふるさと納税があったらよいですね。


私は最近ふるさと納税で、地方自治体からお野菜のセットキャベツとにんじん ブロッコリー、パセリ挽肉をお取り寄せして、糖尿病の私でも食べられる野菜たくさんのロールキャベツを作ってみました。



ロシアの食べ物にも興味が向いたので、自分でも作ってみたりしています。


温かいビーツのスープ、サワークリーム乗せ


ピロシキ
中には挽肉やじゃがいもが入ってます。三越で売っていたので買って食べてみました。


ピロシキを割った断面


こちらはほっとケーキを薄くやいて、イクラをいただいたので、ロシア風に乗せてみました。


ロシア風の水餃子です。
ローズマリー、黒胡椒、タイムなどハーブをいれて作ってみました。

ロシアでは定番の「野菜のピクルス作り」を学んでみました。ロシアには独自の発酵方法かあります。

ピクルスが白濁するのは乳酸発酵している証拠で、冷蔵庫に入れると発酵の進み具合がゆっくりになり、1~2ヵ月は保存可能。漬けた後のマリネ液は、スープや茶碗蒸しなどのだし代わりに使うと美味です。 にんにくやイタリアンパセリ、ローリエ、ディル、粒こしょうなどを一緒に漬けてもおいしい。腸内環境も改善されます。



ロシアで野菜のピクルスが頻繁に食べるのは寒い国だからなのでしょうか?
春、夏に取れた野菜は、どの家もピクルスにして備蓄してます。

ロシアの富裕層の備蓄も、病気の子供たちのために・・・
なかなか、素敵な発想に拍手ですね。
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