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私の仕事の一翼 ―飲食店編―

ROSSO 2019.04.24

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これまでの私の仕事のキャリアとしては、学生時代の起業と、ITベンチャー起業の経営者としての経験を2度。その他にも投資家、トレーダーとしての肩書きを持つ一方、飲食店や美容関連の店舗を持つオーナーとしても仕事をしている。そして、今年2019年より、飲食店事業の一環として新たに「パン屋」、「ケーキ屋」、「バー」の開店を予定している。



「一度にそんなに!?」と思われる方もいるかも知れないが、私はこれまでもオーナーとして飲食店を3店舗、ネイルサロンを3店舗に拡大するなど、ある程度の経験値は備えているため、今回はあえて他ジャンルに挑もうと思っている。
なお、現在はこれらの飲食店とネイルサロンの店舗は他社に売却している。

では、なぜ先ほどの3つのお店、パン屋、ケーキ屋、バーなのか?その答えは単純明快で「私がその空間が好き」だからである。

いつも会社や事業を立ち上げるときや投資を始めるときは、私が「好きかどうか」、「やってみたいかどうか」だけで物事を判断している。そのため、現時点で実務経験があるわけでも、パンやケーキ、お酒に対しての知識が備わっているわけでもなく、いつも「見切り発車」で事業を始めている。

事実、見切り発車だけで物事をスタートさせ、飲食店も美容関連も成功に導いてきた。実際、今回もマーケティングや、統計データを見ることなく場所の選定をはじめ、やりたいように構想を練り出している。

見切り発車ながら、いつも飲食店を始めるときは、参考書にも書いてあるような、5つのテーマを考えながら店作りを考えている。それは、

・店舗・味・ブランディングの統一感
・他社との差別化
・出店エリアにない店舗作り
・価格帯の一律性
・無駄を一切省いた店

の5点である。実際、これを読まれている方で、飲食店をされている方や、その勉強をされていた方であれば、5つのテーマについて私より的を得た解答や説明ができるとは思うが、私はこの拙い語彙力で説明するのが精一杯である。

実は、この他にも飲食店や美容店を成功に導くための要因がある。それは「IT技術の活用」、「工程の簡略化」、「AI技術の導入」などである。実際に私がこれまで経営してきたお店や、今後運営するお店では、これらの技術を用いて経営していく予定だが、多くのお店がこれらの技術を導入することなく、未だにアナログな世界で経営・運営している姿をよく目にする。私は、ここに勝機があるのではないかと思いながら日々研究を重ねている。

これまでも、私は5つのテーマをより具現化するために、ITやAI技術を積極的に活用してきた。今回、この記事の中でどのような技術であるか、写真を使って説明したいところだが、企業秘密のため、写真はお見せすることができない。言葉で説明することでお分かりいただけたらと思う。



5つのテーマの中で最も心がけていることが、「出店エリアにない店舗作り」である。通常このようにお話しすると、「商品で差別化する」、「店の内外装でイメージを変化させる」、「地方であれば大都市にありそうな店の雰囲気を作る」、「SNS映えするようブランディングする」など、項目を挙げればキリがないが、私が言っている差別化はそのようなことではないのだ。

簡単に言うと、ディズニーランドやスターバックス、無印良品が醸し出すブランディングの統一感を各エリアで出すことである。



事実、これらを大都市以外のエリアや地方で一般的な飲食店として出そうとすると、人材が枯渇していたり、金銭的な余裕がなかったり、やらなければいけないことが多く、結果的に他店との差別化が乏しい店舗作りに終始する形となる。結果として、数年で退店に追い込まれる流れができ上がってしまう。これではそもそもやる必要性がない。

この部分を、私はITやAI技術で補い、成功に導いてきた。当たり前だが、これらの内容は決して簡単なことではなく、相当な努力と覚悟が必要になる。

また、地方で店舗をオープンするとなると、優秀な人材が少ないことは事実である。そこで、私が欲する人材のキーワードは「学生」、「成長意欲に満ちた若い人材」、「将来性のある人たち」などが挙げられる。ここについても触れていくと、膨大な記事となりかねないため、今回はこの辺で終わらせておこうと思う。

今回は富裕層の話というよりは、どうやって事業を成功に導いていくかの基準となるブログとなってしまったが、今後お店の建設やイメージ図の完成、そしてオープンまで導くことができれば、またそのときはこの「NOBLE STATE」の中で紹介させていただききたい。



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