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続・至福の時間の始まり

ROSSO 2019.04.24

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少し前に「至福の時間の始まり」というテーマのもと、現行車を自身の嗜好に合わせて改造していく夢物語をお話ししてきたが、今回はその続きの物語である。前回「この趣味の話はこれだけではない」とお伝えしたが、ついにこの計画も動き出した。



関東近郊の高級別荘地をはじめ、見晴らしの良い地域や、富士山の見えるエリア、そして、車を保有する上でコストパフォーマンスの良い海外の土地も候補地としてピックアップするなど、かなり広範囲で土地探しがスタートしたのである。



今回私が求めるガレージハウスの条件としては、

・車いじりに最高なエリア
・車両3台が悠々と置ける広さ
・別荘として住む上で見晴らしの良いエリア

などが挙げられる。実際、これらを参考にいくつかの土地の情報を取り寄せてみたが、やはり当初想定していた通り、採算は合わない。

当初の想定としては、「総額で1億円以内におさまれば御の字」と思っていた。しかし、土地に数千万円、建物にも数千万円、車2台で数千万円となり、ゆうに「1億円」を上回ってしまう計算だ。ただ、自身の夢や至福の時間のためであれば仕方がない、とも既に考え始めている。

しかも、これらの価格はあくまで「下限の値段」である。そのため、取り寄せた情報の中には、土地だけで1億円に達する案件も含まれている。もちろん、そこに上物(建物)を乗っけて車を選定し出せば、先ほどお伝えしたような金額が机上の空論であることがおわかりいただけるかと思う。

そして今回は、至福な時間を作り出すために、車を保管・改造していく「建物」について触れていきたいと思う。もしかしたら、このままみなさんにガレージハウスができるまでの全ての行程をお伝えすることになるかもしれない。車好きの方がいらっしゃれば、私の夢を少しでも共有できたら嬉しく思う。

先ほど、ガレージハウスを作る条件として3つの項目を挙げたが、この他にも、

・建物のテーマをどうするか
・どこまでの設備を備えるか
・飽きがこない家・土地の選定をどうするか

など、悩みは尽きないものなのである。

決まったテーマとしては、

・ログハウス調
・木材とコンクリートのコントラストの演出
・車を2台から3台は悠々と保管できるスペースを確保
・景色の良いエリア


が挙げられ、既にこれらの条件は建設する上でマストであると考えている。そのため、総額は下限で1億円、上限はこだわればこだわるだけ上がっていくものと考えられる。



また、車好きの方はよくご存知だと思うが、現在は個人宅においても、ガレージを作るときに「24時間 温度・湿度管理システム」、「ターンテーブル」、「高級車ディーラーのような照明設備」などの設備を導入する人が増えてきている。

私も実際、こことは別に、保有する別荘敷地内に車10台を保管できるガレージを建設中で、そこにもこれらの設備を導入する予定だ。

クラシックカーや高級車を持つということは、高額な車両を購入するだけでなく、高額なランニングコストを負担する覚悟をもつことでもある。



こういう車は大衆車とは異なり、外気との温度差や悪環境の影響に十分配慮する必要がある。そうでなければ、場合によっては一瞬にして車の価値を失いかねない。そのため、これらの設備が必須と言われているのだ。必然的に出ていく費用の総額も高くなり、一般にお金のかかる趣味と言われているのだろう。

今回ここで書いた内容は、現在まさに打ち合わせが進行中だ。これまで挙げてきた条件を全てプラスするとなると、当初考えていた金額ははるかにオーバーすることになりそうである。どうなることやら…。

まだこれからも有り難いことに、私の「至福の時間」は続きそうである。この先、案件が進んできたら、次の機会をとらえて、また皆さんにこのブログでお伝えしようと思う。

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