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G7サミットが無事に、、広島で開催されました

M. Christophe 2023.05.26

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岸田総理がチームをつくり、G7サミットが無事に平和会議を迎えられました。

令和5年5月21日、
広島県を訪問している岸田総理は、G7広島サミットに出席して世界からの国家元首を迎えられました。
総理は、ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領のゲスト参加を得て、ウクライナ情勢を議題としたセッション8に出席し、続いて、平和と安定への挑戦を議題としたセッション9に出席しました。
以下、岸田総理のコメントをまとめてみました。

G7広島サミット:国際社会が直面する複合的危機への対応

ロシアによるウクライナ侵略が国際秩序の根幹を揺るがしている現在、国際社会は、歴史的分岐点にあります。
現在、世界が気候危機、パンデミック、地政学的危機といった複合的な危機に直面している中、
私は、岸田は、G7の各首脳と結束し、
こうした複合的危機に立ち向かう決意である。
G7広島サミットでは、次の2つの視点に基づき議論を深めたいと考えてます。

第1に、
法の支配に基づく、自由で開かれた国際秩序を堅持するG7の強い意志を示すことです。
脆弱(ぜいじゃく)な国にこそ
「法の支配」が必要であり、主権や領土の一体性の尊重、紛争の平和的な解決、武力の不行使など、国連憲章上の原則が守られていることが、
国際社会で「自由」が享受される重要な前提と言えるということである。力による一方的な現状変更の試みや、ロシアが行っているような核兵器による威嚇、ましてや、その使用はあってはならないものとして断固として拒否する必要があります。

第2に、
「グローバル・サウス」と呼ばれる新興国・途上国に対するG7の関与を強化することであります。
ロシアの侵略は、途上国をはじめとする世界の人々の生活に、大きな打撃を与えた。これらの国々との信頼関係を築くため、彼らの懸念に耳を傾け、それに対処することに一層努めなくてはならない。そして、国際社会の諸課題は、こうした国々との協力なくして解決することはできない。こうした観点からも、私 岸田は、G7広島サミットに「グローバル・サウス」と呼ばれる国々を中心とする8か国の首脳と7つの国際機関の長を招き、アウトリーチ会合を開催します。

これらの2つの視点に基づき、
G7広島サミットでは、世界経済、エネルギー・食料安全保障、ウクライナやインド太平洋などの地域情勢、核軍縮・不拡散、経済的強靱(きょうじん)性・経済安全保障、また、気候変動、保健、開発、ジェンダーの主流化といった地球規模の課題など幅広い問題について議論したいです。

ウクライナはもちろん議論の中心となる。
ロシアの侵略に対応するために、G7が引き続き強い結束を示すことが何よりも重要である。
3月21日、私 岸田は市民の虐殺があったとされるウクライナのブチャ市を訪れ、この目で、ロシアによる残虐行為の結果を目のあたりにしてきた。
ウクライナのゼレンスキー大統領とは首脳会談を行い、厳しい対ロシア制裁と強力なウクライナ支援を維持していくことを伝え、G7議長国として、法の支配に基づく国際秩序を守り抜いていく上でのG7の揺るぎない結束の維持を表明しました。

また、ゼレンスキー大統領に、G7広島サミットへのオンライン参加を招請しました。
G7はロシアに対し、ウクライナから即時かつ無条件に軍隊を撤退させることを改めて強く求め、厳しい対ロシア制裁の継続と、ウクライナへの強力な支援を改めて確認したい。さらに私はロシアの無責任な核のレトリックが、決して容認できないことを改めて確認していきたい。

G7で唯一のアジアの国である日本でのサミットは、インド太平洋地域に焦点を当てるチャンスでもあります。

この地域は、世界の成長を牽引(けんいん)しているが、安全保障や経済面で様々な課題に直面している。私は、インド太平洋地域について突っ込んだ議論を行うとともに、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の実現に向けたG7の連携を確認したい。
中国や北朝鮮など東アジアに関連する問題を含め、地域の課題に関してG7の足並みを揃(そろ)えるためには、しっかりとした議論が必要です。

日本の目標は、
国際社会を分裂や対立ではなく協調の方向に導くとともに、FOIPビジョンの実現に向けた協力を強化することである。そのために、私は先般インドを訪問した際に、FOIPのための新しいプランを発表した。私が推進しているイニシアティブのひとつに、公的資金と民間資金の両方を結集する新たな手法を政府開発援助(ODA)に導入することで、持続可能な開発のために民間資金の活用を図るというものがあります。

私がG7サミットを広島で開催することにしたのは、平和への決意を表明するのにこれ以上相応(ふさわ)しい場所はないと考えたからであります。
広島と長崎に原爆が投下されてから77年経(た)つが、この不使用の記録をないがしろにすることは決して許されないとのメッセージを、力強く世界に発信したい。「核兵器のない世界」という理想を実現するためには、現実的かつ実践的な取組を粘り強く進め、国際的な機運を醸成する必要があります。

G7はまた、持続可能な成長を実現するための解決策を率先して示す必要がある。それは、地政学的リスクやインフレなどの課題によって不確実性が高まっている現在、特に当てはまります。

パンデミックやロシアのウクライナ侵略など、世界が危機と対峙(たいじ)する中、資源へのアクセスを含む経済的強靱性・経済安全保障の重要性が一段と鮮明になっています。広島サミットでは、G7サミットとして初めて、この問題を正面から議論します。

気候変動・エネルギーについては、ロシアによるウクライナ侵略によりエネルギー安全保障確保の重要性が再認識される中においても、2050年温室効果ガス排出ネット・ゼロに向けた目標は不変である。あらゆる適切なエネルギー源、技術を活用する必要性や地政学的リスクを認識しつつ、エネルギー安全保障を確保した脱炭素化に向けた多様な道筋を示していく必要があります。

ほかにも食料、保健、開発、ジェンダー主流化、人工知能(AI)の急速な発展に見られるように進化し続けるデジタル技術のガバナンスの向上など、サミットで取り組むべき重要課題があります。

国際社会が複合的な危機に直面する今、G7広島サミットは、G7首脳が、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を守り抜く強い決意を示すとともに、「グローバル・サウス」と呼ばれる国々を始めとするパートナーと協力して、すべての人にとってより良い未来を確保するための解決策を提示する機会となる。私は、G7広島サミットの議長として、そのためのリーダーシップの発揮を惜しまないつもりだ。

ゼレンスキー大統領が広島に平和祈念公園に出向かれ花輪を献花されました。


パワーランチはグランドプリンスホテルが作られました
緊張感のある会議ですが、ほっとできるパワーランチが世界の国家元首をおもてなしされました。







地域の日本酒 加茂泉
地域のワインが厳選に選ばれまして提供されました。

ホテルグランヴィア広島(広島市南区松原町1-5、代表取締役社長:島田 正義)は、G7広島サミットの開催にあたり、広島に来られる皆さまを歓迎いたします。また、広島の魅力を世界に発信できるこの機会に合わせ、日本・広島を感じていただける品々をお部屋にご用意いたします。そしてG7広島サミットの盛会と、世界の明るい未来をともに歩んでいけることを心より願っております。このテーマでデーツチョコレートを心を込めて作られました。


デーツチョコレートです。


客室入室の各国要人の方々に
このようなおもてなしを独自に作られました。

宿泊いただくG7広島サミット関係者の皆さまに、ホテルグランビアのパティシエがG7広島サミット開催に合わせ考案した「デーツチョコレート」をはじめ、「ポストカード」や「扇子」、「折り鶴」などをお部屋にご用意されました。

デーツチョコレートは、デーツをまるごと1つ使用し、隠し味として
「オタフクお好みソース」を加えることで広島ならではの逸品に仕上げました。
広島県のソウルフード「お好み焼き」に欠かせないオタフクお好みソースには、ドライフルーツ「デーツ」が原材料として使用されています。
ポストカードは、広島平和記念公園に捧げられた折り鶴を用いて作られた、再生紙を使用しています。
扇子には、G7広島サミットとホテルグランヴィア広島の名前を印字しております。
また折り鶴は、スタッフが心を込めて丁寧に折ります。
また、西側正面玄関にウェルカムボードを設置され、フロントロビー中央には広島県の有名な観光スポットの一つ宮島を表現した「宮島庭園」装飾を展示しております。また、東側玄関では広島県の伝統工芸品「熊野筆」の大筆がお出迎えされました。

広島グランビアホテルのチャレンジ


「G7広島サミット」開催を記念して、
参加7か国のごちそうがディッシュパレードに大集結!ホテルシェフが手掛ける約30種類ものお料理やスイーツを思う存分お楽しみいただけます。
春のお祝いにもふさわしい賑やかなブッフェを、心ゆくまで楽しめます。

日本 ちらし寿司

綺麗なちらし寿司を世界各国の方が楽しんだことでしょう。



5月24日は、
サミット主会場となったグランドプリンスホテル広島(同市南区)近くの市立元宇品小4~6年生約30人が見学しました。
福山市産のデニム製品や
「備後絣(がすり)」
伝統工芸品の「福山琴」
県関係の展示をはじめ被爆の実相を学ぶコーナーなどを巡った。

各国首脳が会議で実際に使った机や椅子も展示され、子どもたちは椅子に座ったり、
記念撮影をしたりしながら臨場感を楽しみました。




大切なことは
小さな小学生への気持ちの配慮です。
サミット会場のテーブルや椅子に座ったお子さまたちが平和を次世代に繋げていくからです。

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