Blog
Blog

あこがれのレゴランドへ

Mimi 2023.04.21

Pocket

30年前、息子はレゴに夢中だった。箱に書いてある適正年齢など無視して、大きな箱のレゴを次々欲しがった。親としても、実年齢より何歳か上のレゴに挑戦する子供を応援したくて、喜んで買い与えたものだ。

息子のパパも、「レゴならいくらだって買ってやるぞ。予算は百万円だ」などと言う。わたしが、「パパ、もう百万円くらい買ってしまっているかも」と進言すると、突然予算は三百万円に増えた。

息子は、レゴの説明図通りに順に組み立てるのが好きだった。箱の写真通りのお城や船を作り上げた途端バラバラに壊してしまい、次の新しい箱を欲しがるのだ。

そんなレゴマニアの息子を是非本場デンマークのレゴランドに連れていってあげたいと思って、日本のレゴ社に電話したことがある。

担当者は言った。コペンハーゲンに行くだけでも相当時間がかかり、それからレゴランドに行く乗換えも大変。日本から小さい子を連れて行くのはお勧めできない。そこで諦めた。

そのうち、予算三百万円をクリヤーしないまま、息子はレゴを卒業してしまった。

それから30年。今では5歳の孫のゲンちゃんがレゴ大好き。息子一家は、3歳から名古屋のレゴランドに、年間パスを買って、訪れている。行くのが楽しみでたまらないようだ。そこで、私も心が動いた。せっかく日本に出来たレゴランド、かつての夢を叶えるチャンスだ。

春の暖かい日、息子たちと一緒にレゴランドへ。高速道路から、面白い建物が見えてくる。レゴランドホテルだ。


高速道路から、レゴランドホテルが見えて来た


そうこうしているうちに、到着。もう入口あたりから、わくわく感が高まる演出。なんでもかんでもレゴの世界。




レゴランドホテルを抜けるとレゴランドへ


まず、ゲンちゃんは、レゴランド専用の水筒に好みの飲み物を詰める。前回、いろいろな色を入れすぎて、混ざって変な色になったそうだ。教訓を生かしてシンプルな組み合わせに。


専用のボトルに、好みの飲料を詰める



味より色味で調合したボトルを持つゲンちゃん


次には、子供用の乗り物に。それほど待たずに乗れた。小さい子供達が自分で運転してコースを回るのだが、見ている限り男の子の方が運転がうまい。にっちもさっちも行かなくて動けないのは大抵女の子。思わず、女の子、ガンバレと心の中で応援する。



走って、お目当てのクルマに飛び乗る


さて、大人も参加できる乗り物に乗ろうと思っても、待ち時間が長い。平均50分くらいか。春休みとはいえ、平日である。そこで、マップを見ると、待ち時間がない特別チケットが売られているではないか。25の乗り物が待たずに次々乗れる。ひとり9,000円。家族分数万円かかった としても、絶対的に効率がいい。それに、かつてデンマークのレゴランドに行こうと思い立った身としては、安いものだ。

家族分の費用は私が出す、と言っても息子は懐疑的。ゲンちゃんが、そんなに乗りたがるとは思わないとのこと。

そこで、待たなくても良い、レゴで何かを作れる場所に行く。これって、うちにあるレゴでも出来るんだけれど・・・。だけど、環境が違ったところで作るのは目新しいかも。




ゲンちゃんは穴から好きなブロックを取って飛行機を作った



Mimiは、元から建っているビルの屋上やベランダに、正体不明の物体を足してみた




ドッツを使った作品


さて、お昼の時間。レゴランド内のハンバーガー・ショップへ。ところが、そこもすごい行列。マクドナルドなら、あっと言う間にさばけてしまう人数なのに、効率が悪くて食べ物を手にするまでに1時間。私は、2階のテーブル席に座りずっと待つ。

ようやくハンバーガーの入った袋を手にした息子たちがやってくる。パンはレゴの形をしている。珍しい形なので、待たされたのも少しは許せるか?


レゴの袋を開けるとレゴの箱




中にはレゴの形のパンと、レゴの人形の絵のパンケーキ


お昼を食べたら、ゲンちゃんは案の定、もうおうちに帰ると言いだした。ひとり9,000円のチケットを買わなくて良かった。

帰りがけ、持って行ったレゴランド用のポップコーン入れに、ポップコーンを入れて貰って帰途についた。


レゴランド用のポップコーン・ケース


レゴランドにまた行きたいか、と問われれば、「ノー!」だ。

私は、レゴランドってこんな所、とわかっただけで、もう十分。広い会場を歩き回るのもくたびれる。

レゴは、アマゾンで画像を見て、ポチッとやって注文するに限る。

レゴランドあれこれ



レゴで出来た、実物大のラクダ




レゴ出て来た街をよく見ると、人も車もレゴで出来ている





なんでもかんでもレゴ、レゴ、レゴ




ショップでは、芸術作品のレゴも売っている


Pocket