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箱根の富士屋ホテルの休暇 with コロナ 静かにホテル内でマスクをして夏の静養の旅 箱根宮之下の富士屋ホテルvol.2

M. Christophe 2022.08.01

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富士屋ホテルの名前に隠された秘密とは

「富士屋ホテル」。富士山をイメージしませんか?

多くの方が、ホテルの名前を聞いて最初に思い浮かぶのが「富士山」だと思います。私もホテルから富士山が見えるかな?とホテル内を、散策しましたが、残念ながらホテルから富士山を見ることはできませんでした。ホテルのマネージャーに伺いました。

チェックインカウンターに富士山が彫刻されており、気づいてくださるのはほぼ外国人のお客様のようです。こまやかな、建築のデティールには感動しました



富士山が外国人にとっての美の象徴であることはたしかです。かつてこの地で500年もの歴史を誇っていた名門「藤屋旅館」を買い取られ、その名をもとに「富士屋ホテル」と名付けました。

と。マネージャーから、伺い本当に納得いたしました。また、富士屋ホテルのファンになりました。

この名前が沢山の外国人に親しまれる箱根宮之下のホテルになった理由の一つの様子でした。

外国人専用のホテルとなった理由

明治26年(1893年)、富士屋ホテルは「外国人客専用のホテル」となりました。江戸時代から宮ノ下にあった老舗旅館「奈良屋旅館」との間で、奈良屋旅館は日本人客専用、富士屋ホテルは外国人専用の宿泊施設とする協定を締結し、ライバル関係に終止符を打ったそうです。この時から大正元年(1912年)まで協定は続き、富士屋ホテルは多くの外国人客がご来館されたようです



ヘレンケラーが宿泊されたヘリテージルーム桜です。

ヘレンケラーは目が見えませんでした。部屋に入るだけでも五感が包まれていく部屋作りをされていました。


桜の部屋から眺めたホテルです

ヘレン・ケラーが宿泊された「ヘリテージルーム桜」



ヘリテージルーム桜は、ヘレン・ケラーも宿泊した花御殿を代表する客室でした。香りは木の香りしかしませんでした。夏ですが、すべてが、桜によって、桜の中に滞在しているような気持ちにさせてくれます。日本の桜がこんなに人の気持ちを回復させてくださるのかな?と思いました。そととき桜に満たさました。

床のカーペット、絵画など、随所に桜のモチーフがあしらわれ、素敵な伝統が伝わるクラシカルな雰囲気です。

カーペットに、桜が咲いていました。本当に日本を表現したお部屋でしたよ。



客室の家具は、リニューアルに伴って家具は職人の手によって修復されたそうです。修復が難しく新調した家具にはヴィンテージ家具に合わせて「扇」のデザインが新たに作られてました



お部屋で、サラダです。コロナ対策もあり、ホテルさまのおすすめもあり、ひっそりと、お部屋でサラダを食べました。テレビを見ながら、のんびりと。糖尿病対策を、富士屋ホテル様も考えてくださり、一日中で1500キロカロリーのお食事と、お薬とインシュリン注射との共存共栄の箱根のたび。

ホワイトアスパラガスが美味しいかったです



桜ルームでの入浴には、私は、千代田区観光協会で売っている桜の塩バスソルトを持参して、前日マネージャーから聞いていた、温泉に桜バスソルトを入れてみました。温泉効果は抜群でした。



入浴のあとは、料理長お手製の砂糖を使わない、バター控えめの糖質制限して作られた富士屋ホテルの甘くないアップルシナモンパイ。

今後、高齢の方や生活習慣病の方や、糖尿病対策のかたには、このアップルシナモンパイ。考えてくださるかもしれませんね。

私の場合は、ホテルさまにオーダーした糖尿病対策の食事です。
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