西新宿にある中華の名店 南園
M. Christophe 2022.06.29
世界の超VIPの方が昔から密かに足をむける中華が、新宿の老舗ホテルである京王プラザホテルの中にあります。それが、中華料理の「南園」です。
幾多のスター料理人を生みだしてきた伝統と革新の中華料理「南園」。
まだ日本に広東料理が知られていなかった1971年、京王プラザホテルが開業しました。ホテル開業とともにオープンしたのが、中華料理「南園」です。斬新な調理法や素材の活かし方、滋味深い上品な味わいが話題を呼びました。ここから中華料理の新しいスタイルが確立されました。
昔から変わらない南園のメニュー
現在のシェフは、Leeシェフです。ずーっと!シェフを続けていてくださり、ありがとうございます。Leeシェフは野菜・魚・肉などの食材選びから眼力を持っており、世界中から来るお客様の胃袋と健康を管理された食といえます。
質の高い素材選び。手間暇をいとわないことにこだわったのが、この本格的な中華料理です。数十年来のファンに愛される定番と、最新のスタイルが見事に融合しています。この南園に毎日通っている方と一緒に、糖尿病対策の中華を1週間作っていただき、食してみた体験を書いてみたいと思います。
開店ときから南園にある壺
4人でオーダーしたメニュー。毎回少しずつ分けて食べると、1人あたり500kcalになるくらいです。身体のケアができる素晴らしい中華料理で、心を癒す絶品を体感できます。
かわいい桃まん。この中に甘くないアンコを入れて、蒸していただきます。これがポイントです。オーダーを受けてから、手作りしてくれます。ご病気がある方には杏仁豆腐も、甘さ控えめです。ココナッツアイスクリームもみんなで分けて、少しずつ楽しむことができました。
毎日通い続けている方だからこそ、料理人たちが健康を守ってくれるのかもしれないですね。そのように、お客様の身体を理解してくださる南園の中華料理は、身体を芯から温めて身体を治していく行程を積み重ねています。VIPの方々が専用車で車寄せにお車をつけて食べに行かれる理由が分かります。
特に絶賛したいのはお粥です。デザートといえるほどのお粥。鮑などか入っているお粥は、まさに中華料理の原点と言われるほどの名品です。
世界中から京王プラザホテルに飛行機で駆けつけて、南園に足を運んでいらっしゃるそうです。中国大使館御用達のかげには、Leeシェフを始め、スタッフ全員がお客様を気持ちよくお迎えするために、弛まぬ努力をずっと続けていたということですね。