上野通明さん25歳がチェロ部門で1位、日本人初…ジュネーブ国際音楽コンクールで受賞
M. Christophe 2021.10.29
上野通明さんは、チェリストです。2021年10月28日ジュネーヴ国際音楽コンクールチェロ部門1位に輝きました。BBCを見ていて、OH…拍手しました。
すてきなことにお父様がパラグアイに赴任中にパラグアイで生まれました。上野さんがまだ10歳の時にお父様の赴任先のスペインでお目にかかり、チェロを目の前で弾いてくださいました。本当に天才とはこのようなお子様のことを指すのだと感じていましたが、素晴らしいチェロ、音楽を当時から演奏していました。
なんと5歳よりチェロを始め、幼少期をスペインで過ごされていました。
2009年 13歳で第6回若い音楽家のためのチャイコフスキー国際音楽コンクールにて日本人初の優勝
2010年 第6回ルーマニア国際音楽コンクール最年少第1位
2012年 第10回東京音楽コンクール第2位
2014年 第21回ヨハネス・ブラームス国際コンクール第1位
2018年 第11回ルトスワフスキ国際チェロコンクール第2位
2011年 岩谷時子音楽文化振興財団「Foundation for Youth」賞
2015年 第6回岩谷時子賞奨励賞
2016年 青山音楽賞新人賞受賞
これまでに読売日本交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団、ロシア国立交響楽団、ノイエ・フィルハーモニー・ヴェストファーレンなど国内外のオーケストラと多数共演しています。
桐朋学園大学ソリスト・ディプロマ・コース全額免除特待生として毛利伯郎に師事し、2015年秋よりデュッセルドルフ音楽大学に留学してピーター・ウィスペルウェイに師事し、さらなる研鑽を積む傍ら、ドイツ、ルーマニア、スロヴァキア等ヨーロッパ各地でも活発に演奏活動をしていました。トッパンホールでは、2015年2月の「ランチタイム コンサート」を聞きにいきました。懐かしい。
2017年3月の「トッパンホール アンサンブル Vol.10」等に出演したほか、2019年2月にはダニエル・ゼペック、原ハーゼルシュタイナー麻理子、オリヴィエ・マロンと共演するなど、成長の軌跡を刻んでいました。
世界的チェリストのジュネーヴ国際コンクールチェロ部門1位の成長には拍手ですね。
おめでとうございます。