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私が運動を習慣にしている理由

ROSSO 2021.08.17

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私は、社会人になってから今日までの約10年間、ほぼサボることなく運動する習慣を実践している。この記事を書くにあたって調べてみたが、記録した私の日記(2011年1月〜2020年12月)によると、この10年間の平均距離は1ヶ月あたり約200〜250km、年間で表すと約2,500〜3,000kmと、毎年日本を片道で横断できるほど走っていることになる。

なぜこれほどまでに運動する習慣が身についているのか? 主観としては、私自身が老いることに抗っている側面もあるが、シンプルな理由としては去年より今年が、今年より来年が自分にとってベストであるよう身体を維持しているのである。当然、運動をやめたり健康に気をつけたりしなければ、人の身体は衰退していく。これは普遍的なことである。



この条件が共通しているのなら、毎年少しずつでも健康に気を遣い、限りある身体という「資本」をできる限り良い状態で残していきたいと思うのが自然の流れだろう。



また、安直な理由だが、私はおじさんになりたくないと思っている(当然、このまま歳を取ればおじさんと言われる年齢になっていくわけだが……)。

では、なぜおじさんになりたくないのか? 近年、社会では成功者による偏った発言や、老害と言われる高齢者の発言が炎上しており、その多くの場面でデリカシーがなかったり、自分の価値観やものさしだけで発言をしていたりする場面が見受けられる。



私があのような年齢になるまではまだ数十年はあるため、だいぶ先のように思うが、今から健康や運動に気をつけていないと、自分の地位に甘んじてすぐに老害化する恐れは大いにある。特に、自分の経験や成功体験に倣って発言し始めたら注意が必要だと考えている。



その点、運動は自分の意見をまとめたり、PDCAを回したりするのに大いに役立つ。また、自分の運動にフォーカスすることで、自然と集中力やどのように動けば効率的かなど、日々の仕事や生活にも役立つことが多い。

私の場合、これで日々の生活のバランスを取っているといっても過言ではない。したがって、これからの数十年、運動することで健康や若返り効果だけではなく、人から適切なアドバイスを求められる人材になっていけたらと思うばかりである。
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