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自分の行動の振り返りを行うタイミングとは

ROSSO 2021.09.17

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人は毎日何かを思い立ち、それに向けて決断して行動に移す。しかし、すべてのことを完璧にこなすことはできず、大小問わず何かしらの反省なり後悔が残るものである。

特に、能動的に決断して行動に移すことが多い人ほど自己責任が伴うため、今から行う(過去に行った)行動に対して振り返りしなければならない。そこで今回は、私なりの振り返りのタイミングについてお伝えしていきたい。



まず、私にとって反省すべきはどのようなときなのか? それを思うと、いつも「私の人生において次の決断・行動にどれくらいの意味があるのか」という点で常に考察をしている点に気づかされる。

たとえば、マンションを購入する、車を選ぶ、高級店にご飯を食べに行くなど、人にとっては大切であったり一世一代の出来事(分岐点)であったりするのかもしれないが、私にとってこれらの出来事は人生を左右するほどの意味合いはない。したがって、仮にこれらのチョイスを見誤っても気にも留めない、また反省しないで次に進んでしまうだろう。



その一方で、日々行っている習慣に対しては徹底して自問自答してPDCAを回すようにしている。それこそ、起床する時間といったモーニングルーティンの類から、高度なものであればどういった勉強を継続的に行うか、自分身体のベストパフォーマンスが出せる体型の維持、次興すべき会社の業態はどういったものかなど、確実に自分の将来(次の5年程度を見越したとき)を構成すると考えられる要素には、1日単位でとことん向き合う。

そして、その積み重ねの結果、今では他者と圧倒的な差が生じている。これらのことを理解することで、各行動に対してどのタイミングで振り返ることが適切なのか明確に見えてくる。

そのため、日々自分が取る行動や決断に対しては、四六時中良くするためにはどうすべきかを模索する。
反対に、私の力だけではどうにもならない経営や仕事に対しては、毎日のタスクを全力にこなすことに注力する一方で、振り返りは定点観測する程度にとどめ、より長期的視野に立って振り返るようにしている。



振り返り過ぎることは、かえって自分の行動力に制限をかけてしまうことにつながりかねない。したがって、適切なタイミングで軌道修正することが成功への近道である。

現在、これから進むべき道に悩んでいる人や置かれた立場でもがいていたりする人は、一度この次の行動が自分の人生に影響を及ぼすかどうかを精査してもらいたい。
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