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コロナ禍で私が集め始めたものとは

ROSSO 2021.05.31

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私には収集癖があり、さまざまなものを集めているが、今回紹介したいのは食事の写真である。

私はこれまで旅行に出かけたり、趣味を満喫したりしていても、一切写真を撮らない人間であり、さらにSNSのアカウントを所有していないため、写真を撮ることに興味がなかった。



しかし、新型コロナウイルスを機に外出制限が叫ばれる中、自らの生活を振り返ったときに可視化できる思い出がまったくないことに気づいた。



そこから焦燥感に駆られたのか定かではないが、出かけたときに提供される食事や、趣味に興じる際に使う道具やシーンを写真として保存するようになった。そして、近頃注力していることが、普段何気なく終えてしまう食事を写真におさめることである。



これまで、私は仕事の兼ね合いで会食に行くことが多かったが、その機会が減ることに伴い、自宅で食事を取ることが増えた。一人で食べる機会が増えたことで、写真もたくさん撮れるようになった。

そのため、スマホのフォルダの中には、各所での食事が記録されており、今年に入ってすでに100枚以上、つまり100食以上の写真が撮り溜めてある。
これから少しずつではあるが、私が気に入った写真とともにおすすめのお店も紹介していければと思う。






これまではSNSに食事の写真を載せる人に対してあまり興味を示せないでいたが、今ではそういった方たちの写真センスや、美味しい食べ物を知る嗅覚には尊敬の念さえ抱くようになった。



また、新型コロナウイルスを機に自宅で飲むことが増えた影響で、改めて勉強し直しているのがワインやウイスキー、日本酒である。
最近では、某雑誌で著名人たちが紹介したワインを取り寄せ自宅で嗜んだり、多くの銘柄を集めてコレクションにしたりすることを楽しんでいる。



1日でも早くお店でお酒を飲みたいが、これはこれでまた楽しいものである。
ワインやウイスキー、日本酒についても、ニーズがあれば一つの記事にしてまとめたい(私より知識がある読者の方のお力も頂き、より美味しいお酒にたどり着きたいとも考えている)。

新型コロナウイルスは、人の生活や価値観を変えた。
しかし、考えようによっては、自分の欲や価値観を再考することができる時間が作れたり、生活を見直したりすることもできたのではなかろうか。私はあと1年この生活が続いたとしても、新たな趣味や価値観、ライフスタイルを発見して、より人生が豊かになるように努めていきたい。

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