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多くの富裕層や成功者たちが持っている自分なりの「朝のルーティン」気をつけたいストレスフルな習慣とは

焔(Homura) 2021.05.31

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筆者自身が心理カウンセラーでもあることもありますが、アメリカ時代から友好関係を続ける心理学や神経学の専門家も少なくありません。

先日そんな友人が「ストレスをもたらすかもしれない朝のルーティン」に関してあるウェブ媒体に寄稿しましたので、個人的な意見も取り入れながら紹介したいと思います。

日本とアメリカでは当たり前ですが文化的な背景も異なれば生活習慣も異なります。
それでも世界中の心理カウンセラーに相談される悩みの種類はほとんど限られており、その中でも一番多いのが「ストレスとの向き合い方」です。

今回は特に富裕層や成功者のこだわりが多い朝のルーティンとストレスの関係についてお話ししましょう。自分なりの朝のルーティンを何十年も続けている方もいれば、特にルーティンは作らずに毎朝違った形で1日をスタートさせたいという方も少なくありません。

起床時間に関係なく「朝をどう過ごすか」はその1日のメンタルヘルスに確実に影響を与えます。
特に心の健康に敏感な富裕層であれば尚更、ストレスを増大させるような行動をなくしていくことが大切です。

前日の夜に計画を立てることでストレスをなくす

起床してからストレスを感じないようにするためのベストな方法は前日までに計画を立てておくことです。
スムーズでストレスフルな朝を過ごすためには、翌日にどんな服を着るかや朝食に何を食べるかなど全て決めておくことがポイントになります。

そういえば過去にオリンピックで3つの金メダルを獲得した元競泳選手のレベッカ・ソニさんがインタビューで語っていたことを思い出しました。

彼女はベッドに行く前に翌日のプランを完全に決めているそうです。
会社をいくつも経営するような事業家であれば、決断しなければいけないことがたくさんあります。 前日にプランを立てることで経営者の「決断疲れ」を防ぐことができるようになります。

十分な睡眠を取ってこそストレスフリーな毎日が過ごせます

朝のルーティンといえばアメリカ人の富裕層が大好きなメディテーション(瞑想)もう一つに挙げられます。朝早くヨガをするために無理をして早起きしている方も少なくありません。

ただし睡眠が十分でなければメンタル面でのセルフケアをすることは難しいと専門家たちは考えています。これには科学的なエビデンスもあり、適切な睡眠がとれていないと副交感神経が「過活動」という状態を起こしてしまいます。

心拍数が上がったりしてしまいますので、普段なら簡単に判断できるようなことでもストレスに感じてしまうようになってしまうこともあります。

平均的な成人は8時間くらいの睡眠は絶対に必要だと言うのが神経科学者多数の意見です。

また「目覚まし時計」に関しても神経科学者は注意を喚起しています。アメリカの富裕層の中には昔ながらの ライフスタイルにこだわる方も少なくありません。

例えば昔ながらの大きな音がする目覚まし時計を使ってしまうと、目が覚める瞬間にパニックになる恐れもあると専門家は警告しています。

スマホなどのアラーム機能を使う代わりに出来る限り十分な睡眠時間を確保して自然に目覚める。これが脳医学場理想とされるストレスフリーな朝の目覚めです。

それでも睡眠時間に関係なく決まった時間に起きる場合には、スヌーズ機能などが付いたアラームを使うことでストレスを避けることが可能になります。

寝起きのコーヒーと不健康な朝食はストレスのもとです

ストレスをもたらすホルモンとされている「コルチゾール」 の急増を避けるためには朝起きてすぐにコーヒーを飲む習慣はやめたほうがいいでしょう。

「コルチゾール」には一定のリズムがあるとされています。 目を覚ましてから30分後が自然分泌量が1番増えやすいレベルになりますので、 そのタイミングでコーヒーを飲むことはコルチゾールとアドレナリンの分泌量を増やす結果となってしまいます。

したがってコルチゾールの分泌量が一番多い時間帯のモーニングコーヒーは避けた方がいいかもしれません。 ストレスフリーな朝を目指すのであればコーヒーを飲むのは朝起きてからに2時間以上経ってからがいいでしょう。

また朝食とストレスは大きな関係があります。朝食を取らない方もいらっしゃるかもしれませんが、空腹の時に食べなかったりするようなルーティンは不必要なストレスのリスクを招いてしまいます。

また朝食にカロリーの高いものや加工精製されたものは避けるべきだとも言われています。 加工度の高い朝食ばかり食べていると活力を高めるのに必要なビタミンやミネラルが不足する恐れがあります。

栄養素的には十分なものもありますが、やはり自然食品と比べると明らかに不足してしまいます。

今回は朝のルーティンについて書きましたが、ストレスフリーなライフスタイルを目指すのであれば「穏やかな朝」を過ごすことを心がけてください。

日々の繰り返しが翌日のリラックス感につながります。朝のルーティンはメンタルヘルスを保つためにとっても大切なものです。

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