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ワインづくりの強い味方GENESISの実力

Sputniknews 2016.03.16

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 農業のあらゆる分野でロボット化が進んでいて、ご多分に漏れずワイン造りにおいてもロボットは大活躍。このほどイタリアで開発されたワイン製造ロボットのジェネシスは、一見スターウォーズに登場するR2-D2にも似たユニークなデザインの、キャラクターっぽいロボット。ところがどうして、このかわいいロボットがワイン製造の初期工程をひとりでこなすという優れものなのです。

 このジェネシスを開発したのはトリノ農業大学を卒業したドナト・ラナティさん。ジェネシスは、構造的にはメタル製タンクに無数のセンサーやアンテナが取り付けられたものです。

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Photo:ENOSIS.IT

 ご覧の大きさで1台200キロのぶどうを圧搾し100リットルのワインを作り出す。しかもこのジェネシス、ぶどうの品種や産地まで学習することができるのだとか。

 ロボット内部で製造されたワインは後に冷暗場所につくられたセラーに移され、そこで熟成を進めます。

 ワイン製造のロボット化自体は珍しいことではなく、これまでにも見られました。でも、それは圧搾や、ボトリング、ラベリングなどの各工程をロボット化したものでした。

 こんなふうに一人何役もこなすロボットの誕生は、ワイン製造に一石を投じることになりそうですね。

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