昨年、東京・大手町にアマン東京をオープンしたアマンリゾーツが来年3月を目途に、三重県伊勢志摩国立公園にある合歓の郷内に「AMANEMU（アマネム）」をオープンすることが発表されました。

　AMANEMUはサンスクリット語で「平和」の意味だそう。もちろん合歓の郷にかけているということですね。

　アマン東京はシティホテルなので、ここはリゾートとしては日本国内で初のアマン。また世界中のアマンリゾーツで初の温泉リゾートでもあるとのことです。

　スイートルームが24室、2ベッドルームのヴィラが4棟。いずれもプライベートな温泉付き。



　ところで伊勢志摩といえば2016年G7サミットが開かれる場所。ということは、ここもきっと世界のVIPたちをお迎えする舞台になるのでしょう。

　スイートルームから穏やかな英虞湾、伊勢の島々が眺められるこのリゾートは、全室にプライベート温泉があって、その上スパ内にも2つの温泉施設があります。

　さらに最新のアクアセラピー「WATSU（ワッツ）」専用のプール、トリートメントルーム4室、ジム、ヨガ・スタジオも備えます。



　志摩半島の中で、合歓の郷がある大崎半島は、複雑なのこぎり型の海岸線を持ち、自然豊かな食材の宝庫。

　松阪牛はもちろん、伊勢エビ、アワビ等新鮮な海の幸も有名です。レストランでは日本料理が供され、御食国（みけつくに）たる志摩の食の伝統が味わえます。

　世界遺産である伊勢神宮や熊野古道のような、強烈なパワーを持つ場所も近い、このアマン初の温泉リゾート。オープンが楽しみです。