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自分だけの秘密基地~ログハウスづくり~

YOU 2019.03.23

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洗練された壁や外装、世界にひとつだけの家具。とにかく自分のこだわりが詰まった物がひとつに集まった空間が大好きな私だが、最近になってまた新たに手に入れたくなったものがある。

そう、自分だけの秘密基地だ。「秘密基地」といっても、家族に内緒でこっそり出入りするような家ではない。収集したコレクションをディスプレイしたり、好きな趣味を思う存分楽しめたりする、そんな自由で思う存分遊べる家を作りたくなったのだ。



そこで、イメージにぴったりはまったのが自然の木々をふんだんに使ったログハウスだ。思い立ったら即行動。早速、ログハウスを専門に設計している建築会社へモデルルームの見学に訪れてみた。



その日は雪が舞い散る天候で実に気温も低かったのだが、ドアを空けた瞬間その暖かさに驚いた。床も空気も暖かい・・・。

ログハウスの断熱性はコンクリートの12倍、鉄の500倍と言われている。夏も涼しく過ごしやすい。その暖かさに感心しながら周りを見渡すと、ログハウスには欠かせない暖炉が玄間のすぐ横に設置されていた。



暖炉があると非常に乾燥するため、その上にお湯を沸騰させたやかんや鍋に入ったスープを乗せるなどして部屋の湿度を上げる必要がある。普段はIHで料理をしている我が家だが、たまにはこのような暖炉で作る暖かいスープやホットコーヒーを飲んでみたくなった。



そして今回、何件も見学した中で最も私のイメージに近かったのがこのログハウスだ。



家の中に上り棒やうんていが設置されている遊び心抜群のログハウス。普段はどうしても物をごちゃごちゃ置くことが嫌いで全て収納してしまうのだが、ログハウスであればさまざまなコレクションをそのまま飾ってもお洒落にディスプレイできる。おもちゃ箱のような、テーマパークのようなそんな雰囲気にしていきたい。



一言で「ログハウス」といっても、中には和のテイストが入った落ち着いた雰囲気に設計することもできる。囲炉裏があったり、書斎があったり。いくつもの間接照明の中でゆったりとした時間を過ごし、心も体も癒される空間。



この設計事務所で使われる樹種は、標準仕様で北欧パイン、そしてオプションで国産杉を選ぶことができる。ログハウスの木材の使用量は一般的な木造住宅の約3倍。ログを半段ずつずらし壁四面に積み上げていくのがログハウスの特徴である。

また、ログハウスは1年に一度はメンテナンスが必要なためその分手間はかかるが、きっと愛着が湧いていくだろう。積み重なったひとつひとつの樹木に味わいが出て、年月を増すごとに深みのある家に仕上がっていく、そんな自分だけの秘密基地。

ハンモックを付けて昼寝をしてみるも良し。家族でBBQを楽しみ夜は映画観賞・・・

きっとまた最高の経験とともに最高の家づくりが出来ること間違いなしである。



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