年間30組限定・1泊110万円「愛媛県 大洲城キャッスルステイ」
ShiGezone 2022.08.25
富裕層向けの宿泊プランに「キャッスルステイ(城泊)」が人気です。現在、長崎県の「平戸城懐柔櫓」貸し切りプランに続いて、愛媛県の大洲城を貸し切りで「一日城主」になれる宿泊プランが販売されています。
利用は2名からで1名税込55万円(1組2名110万円)となる「大洲城キャッスルステイ」を紹介します。
江戸時代の元の姿へと完全復元した大洲城
(出典:大洲城キャッスルステイ公式サイト
https://castlestay.ozucastle.com/)
大洲城は愛媛県大洲市に存在するお城で、初代城主は宇都宮豊房、築城は1331年(元弘元年)と伝えられています。その後、1617年(元和3年)に大津から大洲に城名が変更され、初代大須藩主として加藤貞泰が城主となり、明治維新を迎えます。
明治維新後、城内のほとんどの建築物はなくなってしまいますが、地元住民の活動により本丸の天守と櫓は一部保存されることに。しかし、老朽化が進み1888年(明治21年)に解体されています。
そして時を経て、2004年(平成16年)に、全国で5城しかない「木造復元天守」として、400年前の姿を完全に復元して蘇った『奇跡の城』と呼ばれています。
大洲城の天守を貸し切りにする贅沢な時間
(出典:大洲城キャッスルステイ公式サイト
https://castlestay.ozucastle.com/)
2021年4月にスタートした平戸城(長崎県)では、宿泊できるのは天守でなく「懐柔櫓」でした。それでも、キャッスルステイとして予約が取れないほどの人気を博しています。
今回紹介する大洲城は、二つの櫓を含む天守を貸し切りにして「大洲城の天守」に宿泊できます。樹齢300年以上のヒノキなどの木材を、贅沢に使用して復元された天守を貸し切りで利用できるとは、贅沢としかいいようがありません。
キャッスルラウンジで過ごすバスタイム
(出典:大洲城キャッスルステイ公式サイト
https://castlestay.ozucastle.com/)
流石に400年前のお城にバスルームは設置されていません。ですから、大洲城を目の前に臨むことができる、絶好のロケーションにキャッスルラウンジが設置されています。
キャッスルステイの宿泊者のみが利用できるラウンジとバスルームなので、ここも完全貸し切りとなり、贅沢なバスタイムを過ごせます。
アメニティも贅沢に
(出典:大洲城キャッスルステイ公式サイト
https://castlestay.ozucastle.com/)
キャッスルラウンジに用意されるアメニティも、一流の品が揃っています。
◆おおず繭をつかった「SILMORE」シリーズ
◆オーガニックコットン100%使用「IKEUCHI ORGANIC」の今治タオル
◆ローブ
◆ナイトウエア
このようにアメニティも、城主に相応しい逸品を揃えてあります。
大洲城での夕食は、郷土料理でおもてなし
(出典:大洲城キャッスルステイ公式サイト
https://castlestay.ozucastle.com/)
大洲城での夕食は、地誌「大洲秘録」に記される大洲藩の江戸時代からの名産品を使い、当時の城主である加藤貞泰が食したといわれる献立に、現在の技法を加えた郷土料理としておもてなし。食器は加藤家が藩財政の再建のため作らせたといわれる、砥部焼の陶磁器を使用しています。
夕食後は「高欄櫓(こうらんやぐら)」での晩酌
(出典:大洲城キャッスルステイ公式サイト
https://castlestay.ozucastle.com/)
大洲城でかつて武将たちが月を眺めていたと伝えられる、国指定重要文化財「高欄櫓(こうらんやぐら)」で、地酒を飲みながら晩酌を楽しめます。
朝食はミシュラン一つ星の「臥龍山荘」で!
(出典:大洲城キャッスルステイ公式サイト
https://castlestay.ozucastle.com/)
天守での目覚めの後は、朝食はミシュラン一つ星の「臥龍山荘(がりゅうさんそう)」での朝食が用意されています。静寂と朝霧が迎える贅沢な時間に中で、特別な朝食を楽しめます。
(出典:大洲城キャッスルステイ公式サイト
https://castlestay.ozucastle.com/)