アメリカンセレブ永遠のテーマは「ダイエット」!深夜に食べてもいいヘルシーおやつとは
焔(Homura) 2022.02.28
アメリカに住む富裕層の友人と話をしていると必ず話題に上がるのが、ダイエットとアンチエイジングです。日本人とアメリカ人では人種も異なることもありますが、太りやすい傾向にあるのがアメリカ人です。専用トレーナーをつけて定期的にジムでワークアウトしたり、ヘルシーライフを目指すセレブがほとんどですが、最近では専任の栄養管理士をつけている人も少なくありません。
きちんと栄養を取りながらダイエットをすることは簡単ではありません。富裕層に限らず、寝る前にお腹が空いてしまうのは当たり前です。今回はアメリカ人の栄養管理士から教えてもらった「寝る前に食べても大丈夫なおやつ」について話していきましょう。
■深夜にちょっとしたおやつを食べるのは悪いことではありません
一般的なイメージとしてダイエット目的でヘルシーライフを目指す場合、「寝る前に何かを食べるのは絶対にダメ」そんなことをよく耳にします。ただし、一定の条件さえ満たしていれば、夜中に栄養豊富な食事をとるのは体にとって悪いことではないという研究結果が発表されています。もちろんこれには一定の条件がありますが、そんなにシビアな条件ではありません。具体的に言うと、食べるのは寝る1時間前までにして、体に消化する時間を与える必要があります。そしてもう一つは、ジャンクフードではなくヘルシーなものを選ぶということです。ここで注意したいのは加工食品やカフェインが多く含まれるものはNG、そしてチョコレートなど糖分が多く含まれるものも避ける必要があります。深夜に食べるのであればタンパク質でヘルシーな脂質を含む自然食品を選ぶのがコツです。
■深夜に食べてもダイエットに影響しないおやつ
アメリカの友人である栄養管理士から勧められた「深夜に食べても大丈夫な食品」を具体的に紹介していきましょう。【プレーンなヨーグルト(ギリシャヨーグルトなど)】
ギリシャヨーグルトには多くのたんぱく質やカルシウム、そしてプロバイオティクスが豊富に含まれています。
【枝豆類】
日本でもお酒のつまみとしてよく食べられる枝豆ですが、非常に低カロリーなわりに多くのタンパク質や食物繊維が含まれています。また抗酸化物質も豊富ですので、深夜のおやつとしては最適かもしれませんね。アメリカの栄養管理士が一番おすすめしているのは枝豆を温めて(電子レンジで構いません)レモン汁などで味付けすることです。もっとカリッとした食感がお好みであれば焼いてもいいそうです。
【ローストしたひよこ豆】
塩気があるものが欲しくなる時もあります。そしてカリッとした食感がお好みでしたら、ポテトチップスではなくひよこ豆がお勧めです。
味付けはお好みで塩や香辛料で構いません。実はひよこ豆には多くの栄養素が含まれています。
・タンパク質や食物繊維
・カルシウム
・鉄分
・マグネシウム
・ビタミンA
また、ひよこ豆でなくてもそら豆でも大丈夫です。
【さくらんぼ】
メラトニンを多く含んでいますのでより良い睡眠を得るための効果も期待できる食べ物です。さくらんぼにギリシャヨーグルトをかけて食べるのもいいかもしれません。
【デーツやくるみ類】
どちらもとってもヘルシーで栄養価が高い食べ物です。例えば、くるみにはとってもヘルシーな脂質とたんぱく質が含まれています。また、デーツにはビタミンAとB、カリウムやカルシウム、そして豊富なマグネシウムや食物繊維が含まれています。くるみはひとつかみ食べるだけでも意外にも満腹感が得られますし、デーツと組み合わせることで甘いものに対する欲求も満たすことができます。ただ注意点はどちらもカロリーが多めのため、食べ過ぎには気をつけてください。
【オリーブ類】
オリーブオイルを好まれる方は多いと思います。私自身も大好きですが、オリーブの実は更にヘルシーです。オリーブはビタミンEが豊富で多くのファイトケミカルが含まれています。そしてグリーンオリーブはブラックオリーブと比較して脂肪の含有量が少ないので、選ぶならグリーンオリーブがお勧めです。
【ナッツバターやフルーツ類】
ナッツバターにはとってもヘルシーな脂質が含まれています。そしてタンパク質も豊富ですので、お好きなナッツバターを選んでりんごやベリー類などと合わせて食べるようにしましょう。シナモンなどを少し加えるのもいいかもしれません。
今回紹介したようにダイエットに気をつけながらも深夜に食べても良いヘルシーフードはたくさん存在します。ここで大切なのはできる限り自然食品を選ぶということです。また、カフェイン類は寝つきが悪くなる可能性もありますので避けた方が良いでしょう。一部のプロテインバーなどにカフェインが含まれていることもありますので、食べる前に必ず確認するようにするのが大切です。
ヘルシーなダイエットを目指すのであれば深夜に何かを食べてはいけないということは決してありません。あまりにダイエットばかりを意識しすぎるとメンタル面をヘルシーに保つことができなくなります。あまり気にせずに「食べても良いもの」を知って、ストレスフリーなダイエット生活を目指しましょう。