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馬の魅力について

ANNE 2021.12.06

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ポニーは仔馬のことではなく、小型の馬の総称であり、大人になっても小型である。もっと正確にいうと、体高(肩までの高さ)が147cm以下の馬のことであり、中にはファラベラという体高40cm程度の犬サイズの馬もいる。



馬の寿命は平均20から30年。競馬の場合2歳頃からデビューでき、15歳頃までには引退するらしい。その後、乗用馬や種馬として残れるのはごく一部とのこと。余談だが、乗馬には大きく分けてブリティッシュスタイルとウェスタンスタイルがあり、いわゆるオリンピック競技で目にするのはブリティッシュスタイルである。日本では圧倒的にこのスタイルが多いが、ウェスタンスタイルを教えてくれるスクールも存在する。そして使う馬の種類も異なる。

馬にはサラブレッドなどが含まれる軽種馬、農業などで活躍する重種馬、その中間の中間馬、在来種などとあり、日本でも飼育頭数は近年7万〜8万頭で推移している。そのうち軽種馬が6割近くを占めている。世界の飼育頭数をみると、少し古いデータではあるが、5,500万頭おり、そのうちラテンアメリカが4割強を占めている。それに次いで多いのが中国で、北アメリカとヨーロッパはそれぞれ世界の10%程度である。



馬は本来繊細で、大きな音などにとても敏感。なので、時代劇など、テレビで登場する馬は恐らく揺れも少なく、音などに対しても耐性があるよう特別に調教されている。また、馬は視力・聴力・記憶力がよく、覚えたことは基本忘れないらしい。馬は大人しい性格で、自ら攻撃することは滅多になく、危機を感じると、そこから逃げ去る特性を持っている。つまり、逃げ足が唯一の武器とも言える。なので優しく、丁寧に接すれば、馬はかわいく、とても人懐っこい性格である。

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