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私が「オタク」である部分とそれが発揮される先

ROSSO 2021.10.29

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私は、これまでに車や時計・不動産など、投資対象になり得るものの目利きは得意であるとお話ししてきた。しかし、そういった目利きができるだけで、決して「車や時計のことならなんでもおまかせ!」といったオタクではない。

では一体何のオタクなのか?それは、その人の経歴や成績を記憶するオタク、またこの人は成功するだろうという先見性を見極めるオタクである。



プロ野球選手やサッカー選手などを例に取ってみると、現在の所属チームや年齢、スタイルの強み弱みはもちろん、過去に所属していたチームや学校名などもほぼ覚えている。

それは、経営や企業においても同じである。株式投資をやっていることに由来すると思っているが、その会社がどんな事業をどこでしているか、過去にどんなプロセスを経ているのかはもちろん、その会社の所在地や代表者の名前や経歴プロフィール、どんな発言をしているかなど、その企業にまつわることであり、かつ自分の投資に活かせるようなデータはほとんど頭の中で覚えている。

そのため、選手の癖や企業の傾向がなんとなく理解できるし、その後どういったことが起こりそうかあらかじめ予測できる。したがって、今日までの株式投資で値上がりする株を購入して何となく成功を掴めたのもそのためではないかと思っている。

■なぜこのようなオタクの力を手にしたのか?



それは、いつも決まって人にはある共通点があるからだ。それは、成功したら人は変わる(人からの見え方が変わる)ということである。

たとえば、成功者を見ていると、昨日まで質素に暮らしていた人が、今日にはさぞ成功者のように暮らしていたり、その振る舞いをしていたりするところを見たことがないだろうか。あれが演出なら相当頭が回ると解釈できるが、今の実力を過信したり、軸がぶれ出したりすると人は平気で転落する。これはどの業界でも共通しているため、みなさんの推しや周りの人にも該当する人が過去にいたのではないかと思う。

それには、昔からの言動をこまめにチェックすることが大事だと考えているため、スポーツ選手や経営者であれば、学生時代の立ち位置まで確認する。そういった積み重ねが今では染みついてしまい、さまざまな人の生い立ちや学歴、職歴など必要な情報は頭にインプットできるようになってしまった。

このオタクの力は、あくまで仕事でしか活かせない。そのため、みなさんも今あるオタク力を何か今後に活かせるように磨いていって欲しい。
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