アイフォンの誕生した2007年頃からでしょうか。ラグジュアリーの世界にだんだんテクノロジーが入り込んできたように思います。

　このほどフィンランドのネステ社が発表したイヤフォン型のオーディオデバイス、ThinkEarもそんなLUXURY×TECHなガジェット。

　デバイスに内蔵された５つのEEG生体センサーが脳波を検出し、それによって、その時の気分にぴったりなオーディオコンテンツをクラウド上から選んで流してくれるという優れものなんです。



　ネステ社はダボス会議の「Global 100（世界で最も持続可能性のある企業100社）」に選ばれたことのある、サスティナブルをテーマにした燃料の精製・販売会社で、この商品は同社の”Pre-order the Future”という未来志向のプロジェクトから生まれたもののようです。

　ブレインマッピングの技術が進化して、今後はこういう「脳の贅沢」という新しいフィールドがどんどん開拓されていくのでしょう。

参照サイト
pursuitist

cover photo: courtesy of Neste Corporation