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The OKURA vol.1

M. Christophe 2020.09.28

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The OKURAは新たに開業して1年目になりました。
50年以上続く伝統あるホテルは、確かに凛とされていますね。



1962年(昭和37年)、前回の東京オリンピックの前に開業したホテルオークラが、2019年8月にあたらしく、The OKURAとして、さらに美しい感性のホテルに生まれ変わりました。

わたくしは、3歳の時の七五三で余儀美容室にお世話になり、以来結婚式など、ずっと通っている都内ホテルの1つが、The OKURAです。

今回、思い切って館内をゆっくりまわり、一般人があまり知らないオークラの一面をサラッと書いていきたいと思います。

ロビーの歴史的背景を、少しご覧になってくださいませ。



2世代に渡り、建築家・谷口先生が設計されました。
オークラのジムで谷口吉生(たにぐちよしたか)先生にお目にかかることがあります。

建築家・谷口先生でございます。



谷口先生のご子息さまです。



麻の葉模様の格子。


▲before


1962年にタイムスリップしました。
パチっと、お洒落な写真を撮らせていただきました。

▼after



中二階に、歴史ある家具が、きちんとリノベーションされ置かれています。

漆塗りです。
素晴らしい朱塗りに思わずまたお会いできましたね!と、家具に拍手をしました。
ロビーの天井から下がったランタンも美しく、うっとりします。



きちんと 正倉院文様からこの様式が、生まれてきたかのようでございます。




再度また生まれてきたかのごとく、昔の良さをきちんと美しくそのままに、ディテールが表現されてますね。
オークラ館内は近未来にもつながる、美術館のようなロビーでした。
ふと見ると、スタッフがきちんと真鍮の手すりを磨いていることに気づきました。




The OKURA vol.2に続く。
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