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ランニングの習慣から私が得ているもの

ROSSO 2020.09.18

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私は、趣味の一環としてランニングすることを日課にしている。ランニングを始めた当初は、単なる自己鍛錬や体力を維持させるためにおこなっていたが、今では週に4回〜6回ランニングするほど、日々の生活のルーティンとして定着している。

果たして、なぜここまでランニングに固執するのか? 私は以下の3つの目的からランニングを習慣化させている。


気分転換

第一の目的は、何よりランニングすることは気分転換になるからである。仕事によっては1日デスクワークをしていたり、挨拶回りしたりするだけで1日が終わることが当たり前である。

しかし、同じ仕事を1日中していると、気分が滅入ってしまったり、何のためにやっているのか目的や熱意を失ってしまったりしてしまう。そんなときは、予定に応じて朝方または夕方に行うようにしている。



走るタイミングによって気持ちが整理できたり、晴れやかな気持ちのまま仕事を始めたりできる。また、仕事がハードで忙しいときでも、思い切り汗を流すことが仕事のハードさを水に流すことにつながり、ストレスの軽減やメンタル強化に役立っている。




記憶の定着

私は、ランニングの時間を記憶の定着(インプット)の時間としても活用している。日々仕事をしていると、インプットとアウトプットを同時に行わなければならない。しかし、仕事に対する比重が大きいと、日常の作業でアウトプットは行えるものの、インプットに割く時間がなかなか確保できなくなるものだ。



そこで、私はランニングする際にインプットするようにしている。そうすることで、通常時より記憶力を高めることができるだけでなく時間を有効活用できるため、まさに一石二鳥である。


着想の深化

継続的なランニングは、自身の着想の深化にも役立つ。着想とはアイデアをひらめく資質であり、これまでの一見つながりそうのないアイデア(点)を一つの形(線)にするにする上での要素だと言える。

経営をする上では、ビジネスのアイデアをいかに創出するか、次にどんな事態が想定させるのかを事前に検討することは当たり前である。それらはすべて自身の着想次第であると私は考えている。



そこで、私は一番疲労が困憊するときであり、マインドフルネスを促すことができるランニングの際に、集中してこれからの「在り方」や「アイデア」「工夫」などの発想を促すよう意識している。今では、大半のビジネスのアイデアがランニングをしているときや、その風景を見て思いつくほどになっている。



ランニングは、ただ走るだけや体力維持のためだけに行うのは非常にもったいない。単なる運動ではなく、しっかり目的と行動原理を意識することで、一味違うランニングができるはずだ。
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