私は、これまで会社を経営する際や仕事をする上で、常に自分自身の成長を最大化することを目的として、どんなことをイメージしたり、マインドを持つべきかを念頭に考えたりしてきた。そこで、成長するために不可欠だと私が考えている3つの要素まとめたので、ぜひ参考にしてもらいたい。

環境や変化に適応する

昨今のビジネスシーンで最も大切と言える要素は、「環境や変化に適応する能力」であると考えている。近年、多くの市場や産業で地殻変動とも呼べる構造の変化が起きている。

その象徴とも言えるのが、欧米のIT企業の勃興をはじめ、重厚産業の停滞、中国やロシア、東南アジア等のベンチャー企業の発展など、従来の勢力図が簡単に塗り替えられていることだ。それは、国や企業単位だけではなく、経営者やサラリーマンの考え方にも当てはまる。

常に先端を行く企業は、自分たちで時代を形成するだけではなく、環境や変化に対応したり適応したりすることで、その時代に合わせて企業の在り方を変えているのだ。これを個人単位にも応用することで、時代の潮流に敏感になるだけでなく、人より一歩先を行くことができる。そのため、ビジネスを成功に導くためや成長するには不可欠や要素であると考えている。

どんなこともやり遂げる行動力

サラリーマンでも経営者でも、成長するためには一つのことをやり遂げる経験が重要である。今多くの人に欠けている要素と言えるのが、一つのことをやり遂げる成功体験や、その一方で失敗することであると言える。

この成功および失敗体験の多さは、その後の人格形成や成長過程に大きな影響を与える要素であり。それらを育成する各経験に焦点を当て、都度その体験をやり遂げることで、必ず人は成長できるものだと思っている。

信念を持つこと

最後に紹介する要素は、信念の必要性である。仕事や経営する上で、自分なりの信念や考え方を持つことは重要である。しかし、成功までのプロセスが長期化するほど、自分の考え方に疑問を抱いたり、人の言葉に流されたりしてしまい、信念がなくなってしまう人も多いはずだ。

そこで重要なのは、何にも動じない・ブレない目標や目的を見据えて、自分だけの信念を持つことである。そもそもこの目標や目的がなければ、何をしても身になることもなければ、達成感や満足感も得られないのではないだろうか。

仕事やビジネスで成功を収めるのは難しいことであり、一筋縄にはいかない。そのため、進むべき方向がわからなくなったり、何を目標としてやり抜くか間違ったりするときもあるだろう。

しかし、己の信念や叶えたいことがあるなら、他の意見には耳を傾けず、まっすぐ前だけを見て進んでもらいたい。そこで突き当たる壁や分かれ道も決して間違いではない。それが近道であり、それをクリアすることが成功への第一歩である。

そう解釈すれば、成功だけでなく失敗することもまた大切な要素なのだ。そう考えることができれば、自ずと近い将来、自分なりの成功を掴み取ることができるのではないかと私は考えている。