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一年に一度の楽しみ〜海外旅行フランス・イタリア導入編〜

ROSSO 2020.03.25

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私は、昨年末(2019年12月)に楽しみにしていた旅行を終えて日本に帰国した。結論からお伝えすると、本当に最高の1週間であり、長年の夢が叶った瞬間でもあった。

遡ること2018年の秋頃。私は、日頃から取引のある車屋の社長から連絡を頂いた。
「今度〇〇社から出る世界限定〇〇台の車を購入する枠があるけど、どうする……?」
私のような若輩者に、このような世界限定の車を買う権利が回ってくることは稀で、買う余裕があるかなどといった細かな点を気にすることなく、二つ返事でお受けした。それから間もなくして、同じ社長からまたも連絡が届く。
「〇〇社から世界限定〇台の車が出るけど、買う気ある?」
改めてお伝えするが、こんな連絡が来ること自体が稀にもかかわらず、こんなに短期間で二度も連絡が来るとは……。当然、こちらのお話についても二つ返事で買うことを伝えた。
この2台を購入する前金だけで数億円、さらに購入する段階になって内外装をカスタマイズすれば、さらに数億円と、もはや青天井とも言える買い物である。
しかし、車に対する愛着は人一倍持っているため、これほどの出費では微動だにしなかった。この時までは……。

事態が急転したのは、年が明けた2019年の4月と5月であった。
「フェラーリの上物がイタリアにある」
「フランスでは〇〇社の限定車を権利委譲することができる」
といった車好きにとっては嬉しい報告が、先ほども登場した社長から相次いだのである。
事実、このときは資金面との兼ね合いもあり数台の購入は断念したが、数台は購入することを決意した。面白いことに、このとき私のガレージには何一つ車が納入されていないにもかかわらず、すべてに支払った金額が数十億円を超える金額となっていたのである。
毎度お馴染みといえる風景には慣れたものだが、ここまで短期間で高級車を複数台購入することは経験したことがなく、「早く車が届いて欲しい」という期待と、「いったい総額いくらになるのだろう……」という一抹の不安を抱えたまま2019年の夏を迎えたのである。

今回は、ここまでにしたいと思う。次回は、2019年の夏場以降の動向と、実際の2019年の年末の旅行での出来事について綴っていきたい。
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