私を投資に本気にさせてくれた街・シンガポール

ROSSO 2019.10.02
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私は会社経営の他にも、飲食店のオーナーやクラシックカーのコレクター、大家の仕事やシステム開発まで、多岐にわたる業務を行っている。その中でも、もうかれこれ10年くらい継続して続けているのが「投資」関連である。

大学の専攻が経済経営であったことも起因しているとは思うが、これまでしてきた仕事の中で一番マッチしたのが投資であった。投資を生業にしたいとは思わないが、本業の合間や趣味程度にはとても向いている。

私の場合、投資といっても株式投資だけでなく、外国株、FX、不動産投資、コールド、ビットコイン、ベンチャー企業投資などに至るまで幅広く投資している。

事実、これだけ幅広く投資をしていれば、ひと財産築くことができたのは言うまでもないが、今回なぜ記事に書くまでに至ったかと言うと、これまで片手間で投資をしていた私を一層本気にさせてくれた出会いを与えてくれた場所があったからだ。

それがシンガポールである。今回は、その時の出会いについて記したいと思う。



出会いは数年前のシンガポールだ。この時は仕事兼旅行を兼ねており、口座開設をはじめ、初めてシンガポールで不動産購入を検討していたため、実地調査をするためにシンガポールを訪れていた。

そして、宿泊先として選んだのが3つのタワーからなる「マリーナ・ベイ・サンズ」であった。なぜならマリーナ・ベイ・サンズはアジア有数といった規模ではなく、世界有数のアイコンになりつつあるからだ。

シンガポールの煌めくスカイラインを一望できる世界最大の屋外プールであるインフィニティプール、総面積15,000平方メートル超の広さを誇るカジノ、世界的なブランド店からカジュアル店まで300以上の店が並ぶショッピングモールなど、シンガポールだけでなく世界有数の規模と壮大な建造物が私の心を圧倒してくれた。



冒頭でも話した運命的な出会いは、このマリーナ・ベイ・サンズ内にあるインフィニティプールが与えてくれた。しかもこの出会いは今考えても偶然で、私は単にインフィニティプールを堪能しに行っただけであった。

この時、私はプールサイドにあるロッキングチェアで明日下見に行くエリアの情報収集や、購入を検討している不動産の資料を眺めていた。そこに一人の華人系男性が現れ「一緒に酒を飲まないか?」と誘ってきたのだ。

私は過去に留学経験があるため、話すことはままならないが英語のリスニングはそつなくこなすことができた。最初はあっけにとられたが、ここがホテル内であることと、私が友人と一緒にシンガポールを訪れていたため安心感があったので、この華人系の男性の誘いを承諾した。

最初は楽しく飲んで日本についての世間話をしていたが、話は急に先ほど私が見ていた不動産の資料の話に及んだ。「なぜ今回はシンガポールに来たんだ?」「その物件は買うのか?移住でも考えているのか?」「なぜその物件にしたんだ?」など、親から問い詰められているのかといったほど、激しい剣幕で問い詰められた。

一つずつカタコトの英語で答えていると「明日時間はあるか?あるならシンガポールを案内したい」と言ってきた。少々戸惑いはしたが、その男性自体が悪い感じではなかったし、明日は現地の銀行員も同席するため、セキュリティ面も万全の体制であったことから、その男性から誘いをOKした。



ホテルを後にする男性を見送るためにホテル外まで案内したところ、そこにはロールスロイスと運転手が待っていた。その場の現状を把握できないでいると、この運転手と車は自分のもので、シンガポールで使っているのだと教えてくれた。

一瞬目が点になったが、シンガポールは富裕層が集まる国である認識がその当時からあったため、こんな人がいるのも当然で不思議ではないと解釈しその男性とは別れた。

翌日、指定された場所で待っていると、そこには昨日と同じロールスロイスが現れた。もちろん、昨日お酒を飲み交わした華人系男性も乗っている。ただし、昨日とは異なる点もあった。それは車の中にもう2人男性が乗っていた点である。

私は友達と目を合わせて「終わった」とでも言うかのような目配せをして、こちらが用意している車に乗り込み、華人系男性の車の後を追うことにした。

このシンガポールでの1日は今想起してもとても奇跡的かつ幸運的なことであり、現在にも通じている私の投資に対する姿勢が一変する1日になるのであった。



今回は、ここでシンガポールの旅についての記述を終わりにしたい。これまで私が書いてきたテーマとは異なり、冒頭から一部物語のようなニュアンスの記述でお伝えさせて頂いたが、その辺はご了承いただければと思う。

また次の機会で、「なぜ今の私があるか?」「なぜ投資において財産を築くことができたのか?」など、その点の真相についても深く言及していきたいと思う。


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