神々のホテルが誕生する
NEWS BLOG 2017.12.18
レアル・マドリードのクリスティーナ・ロナウド選手が昨年、生まれ故郷のポルトガル、マデイラ諸島フンシャルにオープンし、話題になったラグジュアリーホテル、CR7。自らのイニシャルと背番号にちなんで名付けられたこのホテルは順調に拡大しており、昨年中にポルトガルのリスボンにもオープン。今後はマドリードとニューヨークにオープンを予定しています。
スポーツ選手×ラグジュアリーというのはこれまであまりない組み合わせです。もちろんデビッド・ベッカムのアルマーニとコラボした下着や、自らの名を冠したフレグランスをはじめとするファッションや雑貨などはありましたが、ホテルというのは珍しい。実はこのCR7というブランドも、もともとは下着ブランドとして始まっています(サッカー選手はなぜか下着と相性が良いようです)。そこに靴や靴下が加わりというようにファッションでレンジを広げていたのが、昨年ホテルというラグジュアリーへと進化したのです。
しかし、よく考えるとラグジュアリーの起源は、もともとは神や王、貴族などに捧げ、献上し、誂える世界。そして現代のスポーツ界のヒーローたちはファンにとってはもはやゴッド。そう考えると、ロナウド選手のホテルがラグジュアリーブランド足りうるのも十分納得がいくのです。
この成功を見て、これからスポーツ界の新たな「神々」がラグジュアリーホテルやラグジュアリーレジデンスなど、これまでのようなファッション、雑貨、フレグランスから突き抜けた世界で、自らのライフスタイルブランドを立ち上げるのではないでしょうか。
神々の生む新たなブランドの誕生が待ち望まれます。
photo Pestana CR7
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