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ライフスタイルの変化によって始めたこと

ROSSO 2020.07.29

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新型コロナウイルスの感染拡大を機に、多くの人の生活様式やワークライフバランスに変化が起きた。それは私にも当てはまることで、これまで当たり前とされてきたことを再考したり、仕事の在り方や時間の使い方など、一から生活様式を見直したりすることに重きを置いて思考を巡らせてきた。

しかし、その一方で良い面もあった。それは、仕事が制限されることによる業務時間の短縮と同時に、その時間を趣味に費やすことができたことである。




本来、私は仕事が大好きな「仕事人間」ではなく、興味関心があることや趣味に没頭していたい「社会不適合の人間」である。そのため、今回のコロナウイルスによって仕事ができなくなったことは、私にとって苦痛というよりは、むしろ自分の人間としての魅力を高められる至福の時間だったのだ。

私は、今回のコロナウイルスの自粛要請期間で、以下の2点を始めた。

  • 不用品の売却
  • 付加価値の高い品物の収集

まず不用品の売却であるが、いわゆる断捨離である。これまでは、どんな物でも「買って終わり」や「飾って終わり」などの考え方が私の常識であったが、コロナウイルスを機にそれらを「要」「不要」で分類し、不要なものについては全て売却しようと考えたのだ。

また、一度使うと愛着を持ってしまうからか、次の物に進めないというジレンマを抱えていたのだが、今回の断捨離を機に、リペアできる物でもなくなく処分することにした。実際、今回すべてのものを整理してみたところ、「こんなにも要らないものがあるのか?」というほど多くのものが不要、または処分扱いになったのである。

もう一つ、付加価値の高い品物の収集であるが、こちらは私なりの哲学をぜひお話ししたい。



例えば、腕時計を購入するとしよう。

  • Aの時計は、世界限定生産50個・価格は300万円
  • Bの時計は、一般的に誰でも買うことができるが、価格は500万円

価格だけを見ると、Bの時計の方が200万円も高いため、一般的にはBの時計の方が、付加価値が高いと思われる。しかし、私が将来的に投資目的で購入するなら断然Aなのである。

確かに価格で見れば圧倒的にBの方が良いが、付加価値の大小は金額ではなく、そのもの自体の希少性やブランド自体のアイデンティティや商品のメッセージ性にあると解釈している。

Aの時計が「東京オリンピック限定モデル」や、「人気映画シリーズの最新モデル」などの限定品であったらどうだろうか? このように考えるとおわかりいただけるだろう。

話を元に戻すと、私はこのような観点から商品を選定して購入するようにしている。そして、今回も数多くの限定品を予約することに成功した。




未だコロナウイルスの感染拡大が収束する兆しをみせないが、私は新たな価値観を持ってアフターコロナ時代を乗り切って行こうと考えている。



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