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夏の野菜フレンチ ─ムッシュ坂井 ラロッシェ─

M. Christophe 2020.07.13

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永田町の総理大臣官邸裏に、ラロシェル フレンチの坂井シェフのフレンチのお店があります。
コロナの時期ですが「食べにきてね」とシェフから連絡があり、雨の7月、永田町にお出かけしてきました。
シェフが心を込めて作った夏のフレンチを食べてまいりました。


ムッシュ坂井アイデアの色鮮やかな野菜による前菜です。
前菜が出てきたときには、みんなで笑顔になれました。
素敵〜。

その丁寧な料理人の細やかさと、野菜を作り、送ってくださった農家の方々との連携が目にみえるようでした。
丹精込めて作られた野菜が、料理を作るシェフ達に届けられ、お客様のテーブルに並ぶまで連なる、温かなハートを感じ取れました。
真ん中にあるのは2種類のトマトによる温かいソースです。


夏のトリュフです。 茄子、にんじん、ゴボウ、大地のひじき、万願寺唐辛子、サラダなどを、食べやすく、ナイフをつかわず手でちぎり、食べれば消化しやすい料理の工夫をされていました。


フレンチの王道、夏のスープ「ベジソワーズスープ」です。
秋田のじゅんさいが、夏らしくアレンジされ、食べる側が、味、味覚、食感で楽しみを感じられる工夫がされていました。


お魚が出てきました。
私が糖尿病療養指導をうけている事をレストラン側でご配慮くださり、お肉でなく、鯛のお魚、下には茄子を敷いてくださいました。
茄子はフォアグラのような風味で、バルサミコ酢にてアレンジしていました。
日本の夏野菜を代表するミョウガや、玉ねぎ、きゅうりの組み合わせが絶妙でした。


料理を作っているシェフの横顔です。


このように、お客様の健康に気遣った素晴らしいフレンチを作れるのは、78歳となるムッシュ坂井の長年の料理の蓄積ならびに、 お客様へのシェフの愛を感じます。


ラロッシェ ムッシュ坂井のお店は、
東京都千代田永田町2の10の3
キャピトル東急ホテル1階
電話03 3500 1031

総理大臣官邸の裏にレストランがあります。
コロナの時期ですが、ぜひ皆さま、夏のフレンチを食べにお出かけくださいね。
ムッシュ坂井の満面な笑顔に、癒されてきました。

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