一年に一度の楽しみ〜海外旅行フランス・イタリア激動編~
ROSSO 2020.05.22
前回までで、次の2つのことまでお伝えしてきた。
・世界限定の車両を購入する権利が与えられた
・各国のVIPから限定車両を譲ってもらえる機会を得た
・一年に一度の楽しみ〜海外旅行フランス・イタリア導入編〜
今回は、遡ること2019年の夏場以降の動向についてお伝えしていきたい。2018年の秋から始まった「世界限定車両」の購入の話は、2019年の夏には若干忘却し始めていたのと同時に、待ち遠しい気持ちが交差していた。
当然、世界限定車両を待ちわびる気持ちで毎日を過ごすことができれば良いが、これらの稀少車両を良質な環境で保管していくには、相応のキャッシュが必要になる。そのため、このときばかりは本業の会社の経営や、飲食業の仕事に邁進するあまり車のことは二の次になっていた。
しかし、夏場になっても私の運は尽きることがない。これを幸運と言うべきか悲劇というべきか、今でも解釈に戸惑うことがある。
ある日、とある内容の連絡が私の元へ届いた。
「今度○○(国産の稀少車両)が出るけどどうする?」
「あと、他のオーナーもフェラーリ○○を手放したいと言っているけど、買う?」
「海外のオーナーさんがブガッティ○○を譲りたいと言ってる」
国内外に幅広い人脈を持つ社長から、悪魔の囁きがあったのである。
この時点ですでに億を超えるキャッシュを支払っていたにも関わらず、嬉しいお話ばかり私の元に届いた。しかし、車はまだ一台もデリバリーされていない。
すべてに断りを入れて、自身のキャッシュフローを重視すべきか。悩みに悩んだ挙句、今回お話し頂いた車両3台を、私のガレージに迎え入れることに決めた。もちろん、この時も億単位のキャッシュを支払った。
後に、この時模索して出した結論が、今の別荘のデザイン及び建築、高級車やクラシックカーの保管、将来的には展示していきたいという想いに結びついていくことは知る由もなかった。
こうして、素晴らしい車両との出会いを重ねている間に暑い夏が過ぎ、自分にとって待ち遠しかった2019年の秋・冬を迎えていくことになる。
今回はここまでにしておきたい。次回は、いよいよ私がフランス及びイタリアに行ったときの旅行記をお伝えしていきたいと思っている。購入者特典が多いため見せることのできる写真に限りこそあれ、私が体験したラグジュアリーな旅行を皆様にお伝えできればと思う。