ペットが大好きと言うかたは多いと思います。 では日本で飼育できるペットで一番大きな哺乳類は？実はキリンです。

キリンをペットとして飼う、と言っても現実的にはイメージしにくいかもしれませんが物理的には可能です。

どこで飼育するの？そんな問題はありますが、無人島を購入すればそんな夢も実現できるかもしれません。

では具体的にキリンをペットとして購入、輸入して飼育するにはどんな道のりが必要なのでしょうか？

キリンの輸入には「検疫」という壁が立ちはだかります

日本国内にもごく一部ですがキリンの輸入代行をおこなってくれる会社もありますが、基本的には法人向けの対応となります。

かといって安易に「アフリカで買い付けて輸入」するのは簡単ではありません。 日本には家畜伝染病予防法という法律が存在します。

これは日本で法律で定められた法定伝染病が国内に持ち込まれるのを防ぐための法律です。
ところが実際にはアフリカからキリンを直接日本に輸入することはできません！ アフリカからの直接輸入では検疫をクリアすることができないからです。

ではどうすればキリンを輸入することができるのでしょうか？

輸入許可をもらうためには
・法定伝染病が発生してない地域
・適切な防疫体制が整っている地域
からキリンを購入する必要があります。

アフリカの国々の場合は現時点ではこの基準をクリアしていませんので、防疫体制が整った国を経由して輸入するしか方法がありません。

キリンの特徴を知って飼い方を覚えよう

キリンはアフリカのサバンナに生息する「草食動物」です。 平均的な高さは5メートルほどですが、走るスピードは速く時速六十キロにも達する速度です。

またその強烈な蹴りはライオンをも蹴り殺す強さを持っています。

これだけのハイスペックを備えたキリンですが実は餌代としては月に10万円程度もあれば十分です。 草食動物ですので水分は葉っぱなどに含まれるものだけである程度賄うことができます。

実はキリンのあの長い首は高いところにある葉っぱを効率よく食べるために発達したと言われています。

オスとメスの見分け方は簡単で
・高いところの葉っぱを食べるのがオス
・低いところにある葉っぱを食べるのがメス
となります。

キリンは長い首が特徴ですが、実は舌も長～く伸びます。50 CM もある舌を器用に伸ばして葉っぱを絡め取るように引き込みます。

またキリンを満腹まで食べさせるとなると70キロ程度の葉っぱを食べてしまうそうです。 厳しい砂漠地帯での生活に耐えるために10キロ程度の餌でもサバイバルできるスペックはキリンの適応力を示すものですね。

そんなキリンを日本でペットとして飼う場合、餌として毎日木を買って与えているととんでもない金額になってしまいます。

無人島で買う場合は放置でも構いませんが、島にある木が全部なくなってしまう可能性も否めません。

合成資料や根菜も餌になりますので、動物園での飼育方法を真似るのがベストかもしれませんね。 動物園の場合は餌台は1日3000円程度だそうです。

キリンを飼育するのに絶対注意したいこと！

鈴という動物にはたくさんの特徴がありますので、それを知っておくことで参考になるかもしれません。

1. キリンには雷が落ちます
まあこれだけ背の高い動物ですからこれは当たり前かもしれません。 落雷がありそうな時にはキリンのそばにいないのが安全でしょう。

2. キリンのキック力には注意です
せっかくペットとして飼うならできるだけキリンの近くで過ごしたい、と思うかもしれませんが注意したいのはそのキック力です。
前述したようにライオンをも蹴り殺すほどのパワーを持っています。不用意に足元に近づくのは危険です。

またキリンには「自分よりも背の高い者には攻撃的になる」そんな特徴があります。 間違ってもキリンより背が高いような乗り物で近づかないようにしましょう。

結論としてキリンをペットとして飼うことは可能ですが、キリンにストレスを与えず共存するような形で生活していくのは簡単ではないかもしれませんね。

やはりキリンを飼いたい方は無人島の購入を先に考えてはいかがでしょうか ？