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物に対する「必要」「不要」の私なりの分岐点

ROSSO 2020.10.23

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長期化する新型コロナウイルスの感染拡大によって、多くの人が家にいる機会が増えたのではなかろうか?



私も同様で、多くの時間を自宅で過ごすことになり、一時期は仕事や将来に対する不安やずっと自宅にいることによるフラストレーションが高まりを見せたりしていた。



しかし、こんな環境だからこそ発見できたこともある。それは、物に対する必要・不要の分岐点である。



これまでのように当たり前に日常を過ごしていると、その物自体を「要」「不要」で考えるのではなく、「とりあえず」「なくなったから」「欲しいから」といった安易な理由から物を買うことが多かった。
しかし、新型コロナウイルスを機に「本当にこれは必要なのか?」と自分に問いながら購入することが増えてきた実感がある。



そして、実際に必要と不要の分岐点を自分に設けることで、日々の支出を2019年の同期比で20%〜30%ほど節約することに成功している。



では、なぜこのような考え方をする必要があるのか?それは、必要・不要の分岐点を作ることで、自分の中に確固たる物に対する価値観や金銭感覚を植え付けることが大切と考えたからである。



先ほどお伝えしたように、これまでは安易な理由にプラスして「資産価値」や「希少性」を理由に物を購入することが多かった。
しかし、このように買う物に対して多軸を自分の中に設けてしまうと、購入する際に必ずどれかは当てはまる構造となってしまい、必然的に支出が増えてしまう。



そのため、結果的には売却することで資産を増やせるとしても、それは資産があるからできることであり、目利きができていたり、本来必要なものが見定められていたりするわけではない。

したがって、ただの成金主義のように物を買い漁るのではなく、確実に自分の欲しい物や必要な物、資産価値が高まるであろう物を見極められるように、今後はこの点に着目して判断したい。

そうすることで、有事の際でも安定的に生活することができるし、自分にも自信がつくのではないかと考えている。
これからは、資産価値や希少性、限定品といった言葉に惑わされることなく、本当に自分にとって価値があり必要なものだけを購入することをここに誓う。

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