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The OKURA vol.2

M. Christophe 2020.09.30

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The OKURAで、私がホテルに通い、心がけている食事からの体調改善の話しです。



オークラ ヌーベルエポックに毎週わたしが通って、食べる朝食は、500キロカロリー以内です。私はシェフ達と連携してそのようにしています。生活習慣病や糖尿病で悩み、命を落としている方は多いので、気を配っています。



わたしの糖尿改善について

茶畑でオーガニック栽培にて自分のお茶をつくり、朝おきてそのお茶を飲むことから命の生活改善が始まります。歩くことと合わせて、野菜など体によい品を体にいれていく、また食べることでからだから毒素を排出します。糖尿病になり、初めて自分の命と向き合い、このように地道に暮らしています。医師からは1日で1500キロカロリー以内の食生活にしなさいといわれ、毎日とても工夫しています。

わたしの気持ちを理解してくださるホテルオークラに、自分のお茶を持参して入れていただいています。


朝、緑茶にセロリをいれ、ワイングラスに注いだお茶です。野菜ジュースは、3種少しずつ。オリーブオイル、オレンジジュースもいれています。





朝に緑茶や漢方を飲むようにしています。

糖尿病の療養食に緑茶や漢方薬を取り入れて、わたしは糖尿病改善に毎日努力しています。

緑茶やコーヒーに糖尿病や脳卒中のリスクを低減する効果がみられる理由は、はっきりと分かっていないですが、研究者は、緑茶にはカテキン、コーヒーにはポリフェノールであるクロロゲン酸が含まれることを指摘しておられます。

緑茶に含まれるカテキンには、抗酸化作用、抗炎症作用、抗血栓作用などの、血管を保護する効果があるそうです。また、コーヒーに含まれるクロロゲン酸にも抗酸化作用があり、動脈硬化などの予防に有効であると考えられているのだとか。

緑茶を飲み続けると血糖値が低下

ペンシルヴァニア州立大学農学部の研究チームによる研究について調べてみました。

ペンシルヴァニア州立大学農学部の研究チームの方々は、マウスを使った実験で、緑茶の成分を摂取すると糖尿病と関連のある検査値が低下することを確かめました。

糖尿病のマウスに緑茶の抽出物を摂取させて、運動させたところ、16週間後に、体重は27.1%、腹部脂肪は36.6%減少。空腹時血糖値は17%低下し、インスリン値も65%低下し、インスリン抵抗性は65%減少したそうです。

「緑茶には糖尿病を改善する効果があることが明らかになり始めていますが、運動をすることなく、緑茶の成分をいかすことはできません。運動と緑茶摂取の両方を行うことが重要です」と、同大学のジョシュア・ランベルト准教授(食料科学)は言われていますね。

上の実験では、カフェイン抜きの緑茶を使用してました。緑茶にはカフェインも含まれますから、このカフェインの作用も無視してはいけません。カフェインには身体のエネルギー消費を促す作用があります。

マウスにカフェインのみを摂取させた実験では、基礎代謝が向上し、エネルギー消費が増えることが確かめられています。

コーヒーを飲む習慣のある人は、まったく飲まない人に比べ、2型糖尿病を発症する割合が低いという研究結果が、欧州糖尿病学会(EASD)の学会誌「ダイアビトロジア(Diabetologia)」に発表されているのを見つけました。

研究チームは、米国で行われている3件の大規模な研究、計約12万人のデータを解析をしました。「看護師の健康に関する研究I」に参加した4万8,464人、「看護師の健康に関する研究II」に参加した4万7,510人、「医療従事者追跡研究」に参加した2万7,759人を対象に調査されたデータです。

食生活やライフスタイルと、2型糖尿病の発症との関連を、20年以上追跡して調べたところ、1日のコーヒーの摂取量を4年間に1.5杯分ほど増やした人は、同じ量のコーヒーを飲み続けた人よりも2型糖尿病にかかる可能性が11%低いことが判明しました。

さらに、コーヒーを飲む量を、1日に1~2杯減らした人では、糖尿病のリスクは17%高くなっていました。また、コーヒーの摂取量がもっとも多かったグループは1日3杯以上を飲んでおり、2型糖尿病のリスクはもっとも低く、1日1杯以下の人と比べて37%低かったそうです。カフェイン抜きのコーヒーでは、摂取量の変化と2型糖尿病リスクとの間に関連性はみつからなかったといいます。

研究を行った米ハーバード公衆衛生大学院のシルパ・ブパシラジュ氏は、「コーヒーに含まれるカフェイン、ポリフェノール、マグネシウムなどの成分に、糖尿病発症を抑える効果がある可能性がある」と指摘しているとのことです。

ただし、コーヒーでカフェインを大量に摂取すると、イライラしたり、頭痛が起こります。

「カフェインの大量摂取は危険が伴います。また、コーヒーに大量の砂糖が入っている場合もあります。コーヒーが良い影響を及ぼすからといって、飲む量を大きく増やすことは考えるべきではありません。」と、ブパシラジュ氏は付け加えています。


緑茶やコーヒーを飲む習慣があると脳卒中リスクが低下

国立循環器病研究センターなどの研究チームは、緑茶やコーヒーに脳卒中リスクを低減する効果があることを、8万人以上の研究調査であきらかにしています。

脳卒中のリスクは、毎日2~3杯の緑茶を飲んでいる人では14%、4杯以上の緑茶を飲む人では20%、ほとんど飲まない人に比べて減少しました。また、毎日1杯以上のコーヒーを飲んでいる人は、ほとんど飲まない人に比べて、脳卒中のリスクが20%減少しています。

毎日1杯以上のコーヒーや2杯以上の緑茶を飲む人は、どちらの飲料もほとんど飲まない人に比べて大脳内出血のリスクが32%減少したそうです。

「毎日の食事に緑茶やコーヒーを加えることで、脳卒中のリスクは減少します。ささやかでも前向きな生活スタイルの変化といえます。」と研究者は述べています。


論文を読み国立病院管理研究所の図書館にてまとめてみました。


我が家の地道に昔からある小さな 自宅のみのお茶畑です。




お茶は神農、漢方薬の祖

紀元前2700年ごろ、「漢方薬の祖」といわれる、「神農」という人がいました。漢方薬の開発、発見は、様々な野草、植物を人(主に罪人)などに食べさせる人体実験でした。植物には、毒性の強いものもたくさんあります。茶の葉を食べると体の毒が流れ出ていったという神話があり、茶葉は解毒剤として、他の野草と一緒に食べられていた・・・とされています。


お茶をのみ、バランスよい食べもので、糖尿の改善に努めています。農業は確かに大切であり、お茶を作る神農は大切な大切な場所です。
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