新たなるステージへ

ROSSO 2019.11.08
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2019年は、私にとって新たなステージへチャレンジする第一歩の年である。私はこれまでに、多くの会社の立ち上げに携わり、二度にわたる会社売却(バイアウト)、飲食店のオーナー、金融投資、NPOへの寄付など、自分ができる範囲でかつ興味のある分野に対しては、積極的に携わるようにしてきた。


もちろん、これからも考えれば考えるだけやれることはたくさんあると思う。しかし、私は今一種の燃え尽き症候群に駆られている。


「日常生活がある程度安定しているからなのか?」
「これまでやってきたことに満足感を得ているからなのか?」
「自分の限界を知ってしまったからなのか?」

理由はいくつも挙げることができるが、何事に対しても注力することができず、注意散漫の状況が長い期間続いてしまった。

しかし、そんな私に今回新たな目標や野望が生まれた。それは、「一流の富裕層」、「一流のビジネスマン」、「一流の人間」になるために、自分の可能性を制限することなく、チャレンジすることだ。

このようなワードは自己啓発本などにも多く書かれているためで、現在では非常にチープなことばになり下がってしまっているかもしれないが、私はあえてこのことばにチャレンジすることに決めたのである。

そのきっかけをくれたのは、ある富裕層ご夫婦との対話であった。私が環境を変えるにあたって悩みもがいていることについて相談したさいに、次のように声をかけて頂いたのだ。

「お前は何を悩んでいるの?そんなちっぽけな悩みや人間関係のせいで、これまで頑張ってきた夢を諦めてしまっていいの?」
「若いのにもう失敗に怖気付いたり、保守的な考え方をしたりしているの?」
「いつからそんなにつまらない人間になったの?」
「そんなつまらない大人になるんじゃない!」

私より一回りも二回りも年齢の上の先輩方にこういったことばをかけてもらい、いかに今の自分がつまらなく過ごしており、人から見たときにいかに夢を諦めてしまっているかを客観的に知ることができた。

そして、何より私を突き動かしてくれたのは、「お前には当時の才覚がある。だからそれを存分に活かしてお前が描く理想的な将来を必ず作ってくれ!」と言われたことだ。自画自賛のように聞こえるかもしれないが、私はこれまでオファーいただいた取材を断ったり、自身の能力を過信することがないよう、できる限り人と離れ、忖度したり自分の意見が言えないようにしたり努めてきた。

しかし、ここ数年は他人が理想とする人生を描こうと一死にもがいたり、自分と反する意見や異なる意見に対してもぐっと堪え、その人が納得する答えに近づけるように必死に模索したりしてきた。

ただ、今になって気づくのはそれが間違いであったということである。確かに、それによって心に余裕が生まれたり、安心や幸福感を得られたりすることもあったが、同時に窮屈さや自分に対する不満で押し潰されそうになっていた。

また、自身が望まない答えに着地しようと努力した結果、裏切られたときの反動や何とも言えない空虚感で自分のことがいつしか制御できなくなり、自分の不甲斐なさや攻める気持ちでいつしか「夢」や「目標」といったことばは忘れてしまっていた。

しかし、今回の富裕層のご夫婦との対話の中で、私は一つの答えに辿り着くことができた。それは、「ここまで私が書いた文章のすべてが私のすべてであり、それを作っているのは相手ではなく自分ということ」である。

こんな簡単な一文に気づくことに10ほど年もかかってしまい無駄な時間を過ごしたようにも感じたが、私が10代の頃に感じた「保守的でつまらない大人になりたくない」という基本的なスタイルに立ち返ることができたのである。

そして、今回私はその一歩として、昔より温めていたアイデアを形にすることを決めた。ただ、ここではその内容については述べることはしない。なぜなら、それは自分だけが描く夢や目標であり、それを人と共有することで、不必要な軋轢や羨望の眼差しで見られることは決して相いれないからである。

しかし、これからはこれまでのスタイルを絶ち新たな自分を探すために、一から教養や価値観、行動基準、ビジネススタイルなどを身に着けていこうと思う。また近々、みなさんにおもしろい内容の記事をお届けできることを楽しみにしている。

次回以降からは、私の考える富裕層の在り方やライフスタイルなどを見せていければと考えている。現在でもお伝えしたいことは山ほどあるが、今回はこの辺で失礼したい。


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