歴史と美を感じる台湾の旅①
~国民革命忠烈祠~

YOU 2019.04.24
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 台湾は、「国民革命忠烈祠(こくみんかくめいちゅうれつし)」にやって来た。ここは抗日戦争や中共との戦い、辛亥革命で亡くなった約33万人の兵士を祀っている場所だ。私自身、以前から一度は訪れてみたかった場所でようやく来ることができた。

  台湾の中にはこのような忠烈祠がいくつもあるが、ここ台北にある忠烈祠だけに「衛兵」がいる。観光地としてとても有名だが、外国人だけでなく台湾(国内)の観光客も非常に多かった。

  早速、入口に2名の衛兵が立っていた。



  少し離れた場所から近くで見るまで、人間か人形かわからないくらい本当にピクリとも動かない・・・。ほとんど瞬きもしないのだから非常に驚いた。しかも、この日は非常に暑くかなり汗ばむ陽気であったが、その暑さだけでなく重さ6キロもの拳銃を片手に持ちながらジッと立っているのだから、本当に凄いことである。暑い所が苦手な私にとっては絶対に真似できないことだ・・・。

  そうこうしているうちに入口、本殿の前に立っている衛兵との交代式がはじまった。5人の若い男性が綺麗に隊列を組み、大門からゆっくりと行進して来る。



  中央の一人が足音で号令をかけながら息をピッタリ合わせ、表情ひとつも変えずに行進。そして、本殿、入口の順に20分をかけて交代式を行い、行進してきた新しい衛兵は40分の任務につくのである。



  衛兵が行進して行く地面には真っすぐ伸びた線のような跡がある。これは毎日同じ所を歩くことで石が削られてできたもの。今回もこの線に沿って綺麗に行進して行った。



 また、ここにいる衛兵は、陸、海、空軍のいずれかで、半年に一度交代する。 私が訪れた時は、青い軍服の空軍だった。陸軍であれば深緑、海軍であれば夏は白、冬は黒色の軍服を着ているそうだ。 そして、この忠烈祠の儀杖兵になるためには、さまざまな条件がある。

・高卒以上で犯罪歴がないこと
・身長が175センチから195センチであること
・体重は64キログラムから66キログラムであること
・訓練期間中に陸、海、空より推薦があること

  また、それに加えて厳しい訓練が課せられる。まさに若きエリート集団なのだ。



  その後、「国父記念館」に足を運んだ。ここは国父=孫文の記念館。高さ20メートルもの広い吹き抜けホールの奥に、6メートル近い孫文の坐像が鎮座していた。ここでは孫文の歴史や文化などを学ぶことができた。



  また、最後に1980年に蒋介石を記念して建てられた「中正記念堂」も見学した。70メートルもの高さの白亜の建物は存在感がりとても美しい。この場所は、台北ならではの観光スポットだ。また次の機会にもぜひゆっくり訪れたいものである。



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